第3話 結婚後の人生迷い
その後、現在の妻と出会い結婚をし、一人の娘に恵まれました。ごく平凡な人生を歩み、順調な人生を送っていたのですが、ある日夜の営みで前立腺マッサージをされた事をきっかけに、少し性癖が戻ってしまいました。妻は自分で開発したと思っているのでしょうか、疑っていないのですが、ある日女性用ペニバンドを購入しみて妻に装着してもらい、思いっきりピストンをしてもらいました。とても気持ち良かったのですが、はやりあの初体験の快感を超えることは出来ませんでした。妻は何も疑うことなく、今も平然としております。結婚をして子供が出来るまでは、タイへの出張の際には、夜な夜なゲイバーやクラブに立ち寄り、そちらの世界を楽しんでおりましたが、子どもが出来てからは止めております。
会社でもある程度の立場になり責任感やプレッシャーを感じる事が多く、時折出先や出張に出向いた際に古着屋に立ち寄り、そっと女性用のヒールや靴を遠くから眺める日々が続いておりましたが、先日遠方の出張の際に古着屋に立ち寄り、以前から感じていた感覚が突然と戻ってきたのです。商談まで時間があったためか、金額が安い女性用のズボンとヒールを購入し、ヤマダデンキの駐車場で着替え、勇気を振り絞って1階のお店の多目的トイレまで行きました。鏡に移った自分と、すれ違った男性客に見られとても大きな興奮を覚えました。お店に変質者がいると通報を受けるのではと思い、すぐさま車のエンジンを掛け急いでその場から離れましたが、約10年ぶりに女性に戻れた感覚と嬉しさにとともに、猛烈な興奮が覚めずなんと運転中に射精をしてしまいました。コンビニに立ち寄り、車内で汚れたレディース用のパンツを履き捨て、もう一度同じ古着屋に立ち寄りレディース用のパンツとニットの上着を買い、そのまま下着を売っているお店に向い、濃いめのピンクのブラ上下セットを買っていしまいました。今後、予想もされぬ深みにはまって行くことになったのです。
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