自分の性を追い求めて
@xauusd5151
第1話 過去幼少期
今思い返すと、幼少の頃から、華奢で髪質も細く柔らかく、大人の女性等からとても可愛らしいと言われていた過去がありました。鏡に映った自分の姿を長時間見る事も多く、女の子の仕草等を真似ていた事がよくあり、今でもその可愛らしさは鮮明に覚えています。小さい時から絵を書くことが好きでしたが、女性の裸体を書く事が多く、胸や乳首、女性らしいボディーライン、そして女性のYラインを子供ながら適格に描写し、親から不思議がられていたのかもしれません。母親の化粧台によく座り、化粧品を眺めたり時折口紅を塗ったりしていましたが、母からは男の子は化粧をしないのよと、よく注意をされていて「なんでだろう」と思っていたと記憶しております。ある日、家のどこからハイヒールを探しあて、隠れて履いて遊ぶ事が時折あったと記憶しております。きっとその頃から町中をあるく女性の姿を見続け、女性の雰囲気を楽しんでいたのかもしれません。過去の自分が写った写真を見返しても、女の子らしく首が斜めに傾いる写真が多く見受けられ、髪の毛さえ長ければ女の子に見違えるのではといつも回想しながらアルバムを見終えます。
小学校の低学年の際は、女の子の友達を遊ぶことが多く、自分だけ男の子の制服を着ていることが少しずつ嫌になり、女の子のブラウスシャツや女の子の制服を着たいという気持ちが高まっていた時期でありました。自分の親に相談することも出来ず、もやもやした気持ちを抑えていましたが、やはり学年が進むにつれて自分の身体的成長に凄く嫌な思いを感じ始め、親に思い切って女の子になりたいと言ったことがあります。その頃から親からサッカーチームに入るように言われ、今思い返せば親も違和感を感じておりサッカーを通して男らしくなって欲しかったのだと思います。小学校の高学年になると、回りの男の子は誰々(女の子)が好きとか、良く聞くようになったのですが、何故か自分だけ女の子を好きになるという気持ちは芽生えず、逆にスポーツが出来る男の子を意識していた記憶がありました。
中学生のころ思春期もあってか、少しずつ女性に対する興味も湧きましたが、ある日、家を引っ越した後に誰もいない旧実家の物置きから、捨てる予定であった洋服等が散乱しており、その中から新品で未開封の女性用パンティストッキングや網タイツを発見してしまいました。当たりを見回し誰もいない事を確認し、いざ隠れて履いてみた所、肌に触れた時の心地よさ、大人の女性になった自分の足を見ては、その女性らしさやセクシーさに浸り、数日後にはさらにエスカレートして部活動や体育の授業がない日に学校に履いて行くようになりました。とても大きな高揚感と幸福感に満ち溢れていました。これまで自分の性に対する違和感というもの感じていましたが、女性が羨ましいと思い始め、女性になりたいと思うようになりました。赤い手袋や、赤い傘を使うようになったのもこの時期でした。
進学した高校は全寮制であったため、男性ばかりの生活を送っておりましたが、一年生時のとある日に、とてもかっこいい先輩から突然ベットに押し倒され、なんと驚いたことに耳や首にキスをされたり、首筋を舐められる出来事がありました。ほのかにかおる香水に頭がくらくらしながら、少しばかり抵抗をするのですが、自分の心の中では抵抗したいという意思は全くなく、全てを受け入れたいという不思議な感情←恐らく女性的な感情が芽生え、唇が触れるか触れないかの距離で見つめられてそのまま目を閉じてしまった事があります。その後の記憶は定かではなく、とてもドキドキし、すごく興奮をしてしまった自分がいました。もちろん、先輩の手は私の下半身を弄っていたのは言うまでもなく、あまりにも衝撃的であったので、下半身がドクドクと大きく脈を打ち、とても深い快感を覚えました。後で知ったのですが、精液が出なかったのでドライオーガズムだった事を知りました。この出来事があまりにも衝撃的であった為か、もう一度同じような興奮を味わいたいと思い、夏休みの間、同じ寮生活をしている、華奢で色白の同級生で女の子ぽっかった男の友達と遊んでいる時に、どさくさに紛れ抱き着いてしまいました。以前先輩にやられた事をそのままやってみたのですが、同じようなドキドキ感があったのを今でも覚えています。
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