第5楽章 龍馬のごとく

今の時代は 夢を語ることさえ勇気のいること

まして夢のとおり 生きることなど夢のまた夢

自分のことのように この国を憂い

自分のことのように 人の世を嘆き

昔愛したひとが 理想の男だと言っていた

龍馬のごとく 生きたいと……


今の世の中 個性のない男が多すぎる

まして独りで生きて 

ゆくことなど誰にもできない

女を愛すように この洋(うみ)を愛し

友と語るように 夢たちと話した

昔愛したひとが 理想の男だと言っていた

龍馬のごとく 生きたいと……


夢を夢のままで 終わらせたくないと

命果てる日まで 夢追い続けると

昔愛したひとが 理想の男だと言っていた

龍馬のごとく 生きたいと……


龍馬のごとく 生きたいと……



【創作メモ】

龍馬とは、もちろん、幕末の志士『坂本龍馬』のことです。高知と言えば『鰹のタタキ』と『坂本龍馬』に『よさこい祭り』が名物。

地元の英雄 龍馬さんをテーマにした詩を!と作ったのがこの詩。

実は、この詩、坂本龍馬生誕百五十年の事業で『龍馬の歌』の募集がありました。その前年に作ったこの詩を応募したのですが、見事落選!

なのに、ライブでは、もっとも評判の良かった曲になりました。

坂本龍馬といえば、武田鉄矢さんが大ファンで、何作か龍馬をテーマにした詩を書いています。また、自身が龍馬を演じた映画や、監督を務めた『刑事物語』のロケでも、龍馬像の前で撮影が行われました。

歴史上の人物で、織田信長と人気を争う坂本龍馬ですが、幕末の英雄というより……。

わたしの中の龍馬は、『夢追い人』です……。

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