第4楽章 Keiko

走り出す列車の 窓に向かって

思い切り手を振ってた 頬に涙こぼして

あれから季節は いくつ流れた

君への便りの数は あの時のまま

Keiko 君はもう

誰かいいひと 見つけたか

それとも心の中にまだ

僕への愛は 燃えているか……


幸せ見つけたら 走って行けばいい

僕のことなど 気にしなくていい

かなしいことだけど 今の僕には

これが精一杯の 優しさだから

Keiko 君がもし

不幸せだとしたら

それはこの僕の 所為なんだろう

君への想いを 消せないままで……


 都会の秋は 寂し過ぎるから

 故郷(ふるさと)便りを 書いておくれ


昔と変わらない クセのある

丸くて小さな あの文字で……


Keiko しばらくは 逢えないけれど

遠い都会の空の下から

君の『幸せ』を祈っているよ……


Keiko ルルルル〜 ルルル〜 ル ルルル

君の『幸せ』を祈っているよ

君の『幸せ』だけを 祈っているよ……


祈って いるよ……



【創作メモ】

フォーク・ソングが流行った1970年代。何故か女性の――◯◯子という――名前を「タイトルに」した曲が流行りました。

長渕剛の「順子」、村下孝蔵の「ゆう子」、南こうせつの「美映子」、吉田拓郎には、「タエコ My Love」(他にもあった気がしますが……)

そこで、わたしも「◯◯子」という詩を書いてみたのです。同窓生の中で一番多かった(当時女の子につける名前のトップ)「けい子」さんをローマ字表記でタイトルにしています。

テーマは「遠距離恋愛」。季節は「秋」です。この詩の「アンサー・ソング」が第1楽章の『Merry Christmas』になっています。

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