狩人(かりゅうど)

第1話 狩る人

　雨が降っている、道路（どうろ）と言う、

灰色の道に、雨の雫は、音を立てて、

落ちている。その道路の近くの朱色の屋根、

白い壁の廃墟の中で、

白いタンクトップと白いパンツを着ている、

ちょうど、3歳ぐらいの、

長髪の男の子が眠っていたのだが、1秒前に起きて、母と父、そして、兄弟を探して、

ちょうど、看板があり、看板には、

病院のマークがあるので、

不安や恐怖の思いながら、進んで行った。

違う場所では、白い雪が道路の上に降っていた。

その近くの白い壁、紺色の屋根の二階建ての、

廃墟にも、

白いタンクトップと白いパンツの髪がショートの2歳ぐらい男の子が3秒前に眠っていたが、

今、真っ白な世界の山の下の町に行こうと、

決意して歩いている。

その時に、

「透（とおる）、結（ゆい）、聞こえるか。」

透と反応したのは、髪が短髪の男の子で、

結と反応したのは、髪が長髪の男の子である。

「聞こえます。」と言ったのは、

　透で、次に 「聞こえます。」と、

　結も言った。

「服の確認出来ますか」

　「嗚呼、出来ている」

　ー作戦は成功だ、戻ってくれ。