背の高い君に恋をした

三日月 陸

第1話 親友

 僕たちは親友だ。

 友達以上恋人未満みたいな関係。


「おーい、次移動教室だよー!」

「うん!」


 いつもする会話。いつも通りの行動。

 こんな感じの平凡な日常がいつまでも続くと思っていた。

 この関係でよかった。

 いや、この関係がよかった。


 でも、僕がこの関係を壊す原因になってしまった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る