「俺」の話
teikao
「俺」の話
こんにちわ、teikaoです。
私は小説投稿していることはリアルの知り合いには誰にも言っていないので、人には言えないことを書きます。
理由としては、最近多発している若者達の闇バイトや犯罪、僅かな借金のために自殺してしまう若者達を見て、俺の完全に詰んでる人生を見てもらって少しでも考え方が変わればなと思い執筆しようと思いました。
(なんてほとんど人に見られてない俺が書いても、ほんの僅かな人にしか届かんかもしれんけど(^-^;)
私はドラえもんが来なかったのび太でした。
成績は最下層、運動音痴と救いようがありませんでした。唯一人並みにできたのは喧嘩くらいです。
喧嘩やれるならのび太じゃねーじゃんと思った人がいるかもしれませんが、のび太は喧嘩は強いです。
のび太はドラえもんの世界において、中学生3人相手でも負けないあのジャイアンに、唯一タイマンで勝ったことのある男なのです。
…まぁそれはさておき
言い訳をするならば家庭環境でした。親父は私のお年玉すら全部パチンコにつかうほどのクズで、お袋は不倫女でした。
小5の頃、夜中に親父に車に乗せられ、一緒にお袋を探しに出かけたものです。授業中は寝てしまい、クソ先公どもからは嫌われていました。
あまりの嫌われっぷりに理不尽にビンタされたり、宿題をやってこなければ教室のなかで全員の前で20分以上立たされたまま暴言を浴びせられ続けたこともありました。
今でも正直、小5と小6の頃のクソ担任はぶん殴ってやりたいと思ってます。
なんの事情も知らないくせに決めつけてんじゃねぇよってな…
すさんだ私は小6にして悪の組織を作りました。…いやマジです。
近所の子供達で盗みをしたり、学校をサボって遊んだり、アパートの階段に癇癪玉をまいたり、釣り人にイタズラしたりしました。
近所の親達からうちの親はめちゃくちゃ叱られて、謝って回っていました。今思えば本当に申し訳ない。
中学生になると両親は破産しました。
私は小6くらいから荒れていましたが中学生の時はピークでした。
日常のストレスから喧嘩に明け暮れるようになりました。
同級生をボコボコにしては病院送りにしたりと、さらに嫌われました。
これは都合の良い創作ではなくノンフィクションのため、目をつけられた私は力のある先輩には敵わずボコボコにされました。
電信柱に頭を叩きつけられたことや、木刀のフルスイングを顔面に喰らって鼻血が滝のようにでたことはいまでも忘れません。
そんなこんなで、落ちこぼれの不良品だった私は高校も治安の悪い工業高校に行きました。
(いまは親戚がはたらいてますがヤンキーとかは全くいないらしいです)
変わり者が多かったためあまり揉め事にはなりませんでした。
ただ、私はここでギャンブルの魔に染まってしまうのでした。
一部の仲間と組んで、金をかけたトランプでイカサマをし、ある程度稼いだらパチンコ屋にいく生活を送っていました。
そんな私が大人になれば、給料はギャンブル全ツッパ当たり前。
ただ、この時は借金はありませんでした。
…忘れもしない、19歳のある日
私は地元のチンピラにたかられるようになっていました。弱かった私は暴力と恫喝のまえになすすべもなく、金融会社を梯子させられ、限界まで金を取られました。
やがて、借金が払えなくなり、督促状が当時の会社の寮に届いたことで発覚し、会社から親に連絡がいき、私は両親と警察署に行きました。
でも警察は民事不介入などといい、厳重注意で腐れ外道を解放しただけでした。その後、当然私は腐れ外道から鬼電をされましたが、怖くて出ませんでした。
動機が不順だと叱られそうですが、そんな自分を変えるためにキックボクシングのジムに通い、素人相手には絶対に負けない程度には強くなりました。あれから10年以上経ちますがまだ続けてます。奴に復讐をしたいかと言われたら、もうどうでもいいと思ってます。
トイストーリー3の最後の方のシーンでロッツォに復讐しようぜという仲間達にウッディはいいました。
「復讐する価値もない」
まさにそんな感じです。
私はこの理不尽な借金を自分が返すのも嫌で、こんな目にあったのだからいいことあるだろと思い、競馬や競輪、競艇をはじめました。
結果はありとあらゆる知り合いから金を借りまくるという救いようのない展開でした。
それからは狂ったようにギャンブルにのめりこんでいました。パチンコやスロットだけならこうはならないのでしょうが、10万、20万は動かないとヒリつかなくなっていて、公営ギャンブルだけで死ぬほど負けました。
しかも親戚に二度も建て替えてもらったのに、現在も100万以上借金があります。
建て替えてもらった分も返すとするならば私には1,000万近い借金があります。
自助団体にももちろん通いましたが、全くダメでした。子供ができた時に16から吸っていたタバコはやめましたが、ギャンブルはやめれません。ギャンブルこそ最強の麻薬です。
最近はお金がなさすぎてギャンブルはしていませんがお金があればやるでしょう。
死んだ方が楽でしょう。わかってます。
では何故生きているのか?
クソみてぇな人生に負けたくないからよ!
俺は死なない!生き抜いていく!!
…と、こんな感じですが
数万、数十万のために闇バイトに応募する若者よ、そんな端金のために他人を不幸にするな。自分の人生を終わらせるな!
数十万、数百万程度の借金で死を選ぶ若者よ、端金のために人生から逃げんな!
大丈夫、君は俺よりマシだ
飯が美味かったり、虹がかかっていたり、
真面目に生きてりゃ小さな幸せは、案外たくさんあるぜd(^_^o)
「俺」の話 teikao @teikao7857
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
関連小説
馬券日記と競馬について語るやつ最新/ちーよー
★52 エッセイ・ノンフィクション 連載中 228話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます