Momentary Dream
ねる
第1夢 プロローグ,すべての始まり
ここは捨てられたりした子供を育てる"ただの"孤児院、、ってことになってるけど、実際はマフィアを養成してる学校みたいなもの。
でもここに居る大半が親に捨てられたり育ててくれる人がいなかったりする子だからある意味孤児院なのかも
、、ほらっあの女の子はボスに呼ばれたみたいだよ。
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小さい頃から見慣れている宿舎とは一変して無機質なコンクリート剥き出しの廊下が続いている。その廊下の突き当りにあるのがボスの部屋、、、だったと思う
「えっと、ボスの部屋ってここだったっけ」
少しの迷いが頭をよぎったがすぐに取り払うことにした。
「、、まあいっか。はーいろ!」
普通に開けたつもりがすごい大きな音が鳴った。そろそろ直さないとなって思ってはいるんだけど、、
気を取り直して部屋の中を見るとすでに3人の子達が座っている
「、、、うるさいんだけど。あと1分遅刻」
そういったのは髪が肩ぐらいまである少し冷たそうな女の子。
「まあいいじゃん、とりあえず座りなよ?」
そしてニコニコしてる物腰が柔らかそうな男の子。
「そーそ! ボスもまだ来てないし良いんじゃね?」
最後に元気そうな男の子。
名前は知らないし会ったこともないけど何故か懐かしいような気がする。まあ私も昔からここにいるから見覚えがあるだけかもしれないけど。
「あれっ、ボスってまだ来てないの?」
純粋な疑問だった。呼んだのはボスのはずだしここはボスの部屋なはずなんだけど、、、
「えっと、私ならとっくに居るが、、」
物腰が柔らかそうな男の子の背後からゆらりとうっすら聞き覚えのある声がした。まあ一言で言えばボスである。
「「「「うわぁっ!?」」」」
4人の声が重なった、これに関しては驚かないほうがおかしいと思う。
「なんで気配消してたんですかボス!?」
物腰が柔らかそうな男の子が驚きを隠さずに言う。本当にそう。驚かせないでほしいかも。
「いや、別に消してるわけじゃないんだが、、、」
「「「「、、、、、、、、」」」」
5人の中に気まずい沈黙が流れる。じゃあ何で誰も気づかないんだろう。全員訓練は積んでるはずなのに
「そんなことはおいといて、キミたち4人にはグループを組んでもらう」
グループ?この4人で?それよりそれって、、、
「それは、卒業ってことですか?」
物腰が柔らかそうな男の子が私の疑問を聞いてくれた。さっきから本当にありがたい。
「ああ、そういうことになるな」
ってことは、、、
「よっしゃ!」
「やっと服のアレンジできる!!」
元気そうな男の子と声が重なった。他の2人もなんだか嬉しそうで、みんななんだかんだ言って卒業は嬉しいんだろう。
「ここで服の話が出てくるあたりすごいよねー、尊敬する」
物腰が柔らかそうな男の子が少し笑いながら言った、これはバカにしてるやつである、絶対に。
「それ尊敬してないやつだよね、バカにしてるよね!?」
さっきまでありがたいと思ってたが撤回しよう、そう目の前でニヤニヤしてる男の子を見てそう心に誓った
「そこの2人、今から自己紹介したいんだけど」
「ちょっと黙ってくんね?」
2人から注意されると流石に言い返せない、というか元気そうな男の子が意外と常識人だった。絶対一緒にふざけるタイプかと思ってたのに、、
「「はーい、、」」
それは相手も同じだったようで少し意外な顔をしながら返事していた。さっきからこの人と気が合うな
「じゃあ俺からでいいかな、俺は瑠亜、よろしくね」
物腰が柔らかそうな子は瑠亜っていうらしい。宿舎で聞いたことある名前だから多分同い年だろう。
「じゃあ次俺!遊夢。よろしくー」
元気そうな子は遊夢っていうんだ。聞いたことない名前だから違う宿舎なんだろうけど
「、、冬亜。一応よろしく」
冬亜ちゃんか、一応、、、ね。仲良くなれる気がする。あっ次は私か
「じゃあ最後私ね!私はまく!よろしく!!」
決まった気がする、多分
「じゃあ、チーム名どーすんの?」
「すまんがこちらで先に決めさせてもらってる」
んー何になるのかな、かっこいいのがいいなぁ
「あっボスまだいたんですね。とっくに帰ったと思ってました。」
やっぱり瑠亜くんの第一印象を撤回したい、意外と腹黒だった、猫の被り方上手いな
「さっきから瑠亜くん失礼じゃないか!?」
「いやーそんなことないですよ」
いやそんなことしかないでしょ、猫外すの早すぎな気がする
「早くチーム名言ってくれる?」
「すまんすまん。チーム名は、、”Momwntary”だ」
Momentary Dream ねる @neru_0309
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