第三章

この時は誰も知らなかった。チェリー・リーリー人形の始まりを・・・・・・


ある町には有名な宗教学者がいた。


宗教学者はある日、骨とう品店に行くと一つの人形を見つけた。


そしてすぐ北アジアの呪具の話を思い出し、買って家に帰った。


そして作り方が気になった学者はチェリーリーリーの中身を見た。


そこにはたくさんの憎悪の言葉と髪の毛が・・・・・


気味が悪くなった学者はその日は早めに就寝した。しかしもうその宗教学者が目覚めることはなかった。


数ヶ月後…学者の弟子は遺品整理に来ていた。


机にはなかの開かれた人形が置いてあった。気になった弟子は人形の中身を見た。絶句した。弟子はその日は家に帰ったが、また次の日からも研究に来た。しかしそんな


弟子も病にかかりそれから一年後にこの世を去った。


人形はその後どうなったか知るものはもういない・・・・・・・・・・・・


学者には妻と娘がいたが二人とも事故でもうこの世にはいない。

その後、別の弟子も人形の中身を調べようとしたが数ヶ月後に事故に会いこの世を去った

のちに残る弟子の手記を見たものも皆息を引き取った.

そしてその後手記は姿を消した。

そう・・・人形の中身を知った者はみな死に絶えたのであった………

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る