番外編2 船内で(性的描写あり)

夜空の星が輝く中、二人は手を取り合い、船のデッキに座った。そこでは、海の広さが二人を包み込み、何かを約束するかのように静かな波の音が流れていた。


「アルド、私はあなたが戻ってくるのをずっと待っていた」


アイリアが静かに言った。


アルドは彼女の言葉に心が救われるのを感じ、彼女の髪をそっと撫でた。


「俺も、お前のことがずっと心にあった。アイリア、俺たちはこれからも一緒だ」


二人は、その夜、互いの存在を確認するかのように、深いキスを交わした。船上のデッキで、海と空の間に広がる無限の可能性を感じながら、未来への一歩を踏み出した。


キスをやめ、アイリアはアルドの手を優しく引っ張り、彼の部屋へと導いた。部屋の中は船窓から漏れる月明かりでほのかに照らされていた。彼女はアルドの胸に手を置き、彼をベッドにゆっくりと押し倒した。


「アルド、私はあなたのもの。もう私は自分に嘘をついて後悔したくない」


彼女は囁くように言い、アルドの服を一枚ずつ丁寧に脱がし始めた。


「それは俺だって同じだ」


アルドは続け、その中で彼女の指がアルドの肌を滑り、彼女の動きは優しく、しかし確実に彼を求めていた。アルドの息がかすかに荒くなると、アイリアはそれに気付き、微笑んだ。


アルドはその行為に一瞬戸惑い、少しだけ彼女の手を止めた。


「アイリア……本当に、これでいいのか?」


彼女は笑顔で彼の心配を打ち消し、胸元を少し開け、アルドの手を握り、自分の幼い胸にそれを導いた。


「ほら、私の心臓こんなにもドキドキしてる……」


彼女はアルドの手を自分の胸に当て、彼がその鼓動を感じ取れるようにした。彼女の心臓は、彼に対する愛情と期待で跳ねるかのように速かった。


アルドはその鼓動に、自身の興奮を感じ、彼女の触れ方や言葉に惹かれていった。彼女の体は年相応にはとても見えないが、アルドにとってはそのようなことはすでに些細な問題となっていた。アイリアは彼の視線を捉え、ゆっくりと自身の服を脱ぎ始めた。彼女の肌は月明かりに照らされ、純粋な美しさを放っていた。彼女の小さな胸が、アルドの手に触れると、彼女は小さく喘ぎ、


「んっ…・・アルド……」


と、甘い声で囁いた。


「もっと……触って……」


彼女は彼の手をさらに自分の体に導き、アルドはその柔らかさと温もりに触れるたびに、息が乱れていった。アイリアの肌は、アルドの指の下で小刻みに震え、彼女は嬉しそうに、


「感じる……あなたに触れられると、こんなにも感じる……」


と、声を上擦らせた。


彼の触れ方に応じて、アイリアの声はますます甘く、切なげに響き、部屋の静寂の中で、波の音と一緒に二人の興奮を高めていく。


アイリアはアルドの上に乗り、彼を見つめながら、ゆっくりと腰を下ろした。彼女の動きは慎重で、アルドの硬さを感じるにつれ、彼女の息が荒くなった。


「アルド……あなたが……」


彼女はもう一度、彼の手を自分の胸に導き、その動きに合わせて身体を揺さぶった。アルドの手が彼女の幼い胸を包むと、アイリアは甘い声で喘ぎ、


「あっ……んっ……」と、小さな声を漏らした。


アルドはその感触に飲まれ、


「アイリア……こんなに感じるなんて……」


と、声を詰まらせながら言った。


彼女は彼の耳元に口を寄せ、熱い息を吹きかけながら、


「ふふ……これでももう年齢はあなたと一緒なのよ。アルド……」


と囁き、腰を動かす。アルドはその感覚に酔いしれ、彼女の体を支えながら、彼女の動きに合わせて応じた。


「んっ……ふぅ……あっ……いやっ……やっ……」


船の揺れが二人の動きを優しく揺さぶり、波の音が彼らの声を包み込んだ。アイリアはアルドの首に腕を回し、彼の耳を甘噛みしながら、


「んっ……感じる……あなた…と……んっ……一つになれる喜びを……」


と、甘美な喘ぎ声を交えつつ声を震わせた。


彼女の動きは、愛情と欲情が混ざり合ったもので、アルドはその感触に、彼女の存在を深く感じ取りながらも、理性が溶けていくのを感じた。アイリアは彼の唇にキスを落とし、


「あなたが…ほしい…」と、切実に囁いた。


その言葉に、アルドは更に彼女を引き寄せる


「アイリア…俺も、お前を欲しがってる…」


と、情熱的に応じた。二人の結合が深まるにつれて、彼女の喘ぎ声が部屋の中に響いた。彼女の小さな体がアルドの動きに反応し、甘美な声を上げるたびに、彼は彼女への愛情と欲望を再確認し、


「俺のものだよ、アイリア…」


と、彼女の耳元で囁きながら、二人は互いの体を求め合った。


二人の動きは次第に激しさを増し、アルドはアイリアの腰をしっかりと支え、彼女のリズムに合わせて動いた。アイリアはアルドの胸に身を預け、自身の動きに合わせて甘い喘ぎ声を上げた。


「んっ……ふぁっ……やっ……んっ……アルド……もっとぉ……」


彼女の声は切迫し、アルドはその声に応え、彼女の動きをさらに深く感じ取るように腰を動かした。


「アイリア……っ……!」


彼は彼女の名前を呼ぶと、彼女は彼の肩に指を食い込ませ、


「あっ……んっ……アルドぉ……そこ……やんっ……」と、声を高めた。


とろけるように甘い二人の交わりはもう限界を迎えようとしていた。


「アルド……あなたの……全部欲しい……! やっ……んっ……」


彼女がそう発した瞬間、二人は共にクライマックスに達した。アイリアはアルドの名前を呼びながら、全身を震わせ、アルドもまた、彼女の内側の温もりに包まれ、深い満足感に包まれた。


少しの間を置いた後


「アイリア……」


とアルドは彼女の名前をもう一度呼んだ時、彼らの声は互いの呼吸に溶け込み、船の波音に消えていった。


このあとも二人は抱き合い、互いの体温を感じながら、静寂の中で深い愛を確かめ合った。部屋の中では、二人だけの世界が広がり、朝まで続いた。


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