冒険者デビュー!

「フラン!ショウ君が来たら部屋へ来る様に言って、オークションの品を決めたから」

「は~い!もうすぐ来ると思いますよ」

「あらあら?どうして解るの?」

「ウフフ♪だってぇフランはショウ君の事が特別なんですからねぇ~♪」

「マリアン!なにを言ってるのかな?私は別にそんな風に思って無いわよ!」

「あらあら?やっとフランにも芽生えたのかしら?ウフフ♪ショウ君なら間違い無いわよ」

「もう!ギルマスまで!」


なにやら嬉しい空気ですなぁ~


「おはようございます!フランさん」

「┅┅┅おはようございますショウさん┅┅あのね?ギルマスが来てって言ってるの、2階にお願い」

「アマンダさんが?」

「オークションの品を決めたからって」

「ああ、そう言う事ですか、後で相談なんですが今日は依頼にするかダンジョンにするか迷ってるんです、どっちが良いか分からなくて」

「ダンジョン┅┅とにかく2階へお願いね」


なんか変な感じ?なんだろう?


「ショウです!入ります!」

「おはよう!悪いわね」

「おはようございます、オークションに出す素材ですね?」

「ええ、昨日あれからキルトンやガルドと相談して決めたわ

オークションは領都ビズスで開催よ、王都オークションは一月先だからそれは別にお願い、じゃあ卸して貰うのはね?」


ブラッディオーガの魔石 牙 睾丸 血液

ブラッディタートルの魔石 血液

クリスタルディアの魔石 角 血液 目玉

皮 肉 血液


「これをガルドさんに渡せば良いんですね?」

「それなんだけど┅┅ドラゴン素材は王都が良いと思うのよね┅

でも商業ギルド、特にダグラスに負けたく無いの!出来れば現物も欲しいのよ┅┅」

「現物ですか?じゃあワイバーンにグリフォンでしょ┅┅あとはアースドラゴンくらいかな」


「┅┅┅アナタは┅┅どれも王都オークションが良い品ね┅┅よし!じゃあワイバーンをお願い、どれだけの物なの?」

「う~んワイバーンは多く収納してるからなぁ┅傷んで無いのは有りますよ」

「そ、そう!じゃあ下に出して!お願い!」


それで解体場へと行って空を飛んでる時に面倒だったから【超能力】で魔石を抜いた奴を出した

勿論キズ一つ無いワイバーンはまだ生きてる様だ


「ショウよぉ?ワイバーンはどれくらい持ってるんだっけ?」

「10┅15匹くらいかな」

「で?グリフォンは?」

「あれは3匹です、ハーピーと一緒に攻めて来た奴でした」

「ショウ君は分かってると思うけどね?アイテムBOXは隠しなさいよ、知られると面倒な事になるからね」


今は制限中だから空間収納が使えないからアイテムBOXを多用してるんだよなぁ

それにあのマジックバッグの4つを使い分けてる

でも時間停止じゃ無いから後で詰め替えしてるんだよなぁ~

隠しバッグとか買うかな┅┅


「このワイバーンは見事ね┅」

「コイツには魔石が無いんで一緒に渡して置きます」

「┅┅魔石を抜いて倒した訳ね、キズ無しで┅┅はぁ~これをどう説明するか難しいわ」

「説明なんてしなきゃ良い、どうせ解体しちまうんだ、領都のオークションじゃ魔術師団とか来ねぇだろ?

どこぞの馬鹿貴族が落とす程度だ、剥製にして飾るくらいだろ?」


「ガルドの言う通りね、それで良いわ

じゃあ王都の分は又お願いね

それとギルドで引き取る分はキルトンに聞いて卸して頂戴」

「はい!承知しました」

「今日はどうすんだ?」

「それはフランさんと相談して決めようかと思ってます

ダンジョンか依頼か迷ってるんですよ」


「ダンジョンねぇ~あそこは行くのに1日近く掛かるからな、今からなら泊まりになるし夜入るのも良いがセーフティエリア迄は時間が掛かるぞ」

「そう言う事ですか、だからフランさん考えてたのか」

「それにダンジョン街は荒くれ者が多いから心配してんだろうよ

なんせショウの事を大事に思ってるからなククク」


えっ!大事に?俺を?フランさんが?

イヤイヤ!それは無い!

だってフランさんだぞ!ギルドのマドンナ的存在で高嶺の花だ!

俺なんか無理無理!

精々物知らずの弟とか思ってるんだろうなぁ~

冒険者とギルド受付嬢とは上手く行かないってのが定番なんだから!


『┅┅┅無自覚』


「それとショウ君、アナタは商業ギルドで変身の事をチャンと話すのよ

アナタの事をまだチビッ子の女の子として登録してる様だからね

これからの事も有るから早めに行きなさい」


ん?┅┅┅そうだよねぇ~はぁ~


「ショウさん┅┅Dクラス依頼は討伐が多いの┅┅このオーク討伐はなるべく急ぎらしくて、肉が欲しいのとこの村に被害が出てるって┅これもどうなのかしら┅

ダンジョンはお勧めしないかな┅┅」

「うん!ガルドさんに聞きました、時間も掛かるし用意もしてないですからね

今日はオーク討伐の依頼にします!」


「でもぉ┅1人でしょ?パーティーとかは考えてない?」

「ハイ!当分1人でって考えてます」

「そう┅無理しないでね?撤退する事も恥じゃ無いから、危険だと思ったらそうしてね!」

「ハイ!ありがとうございます!

フランさんの笑顔を見る為に用心しますね♪行って来ます!」

「まぁ!┅┅もぅそんな事を┅」


名前 フラン (フラン・フォン・ウィリズ) 年齢 20歳 種族 ヒト族

職業 冒険者ギルド職員

称号 嘆きの姫 レベル 28

HP 520 MP 280 体力 310 器用 5 運 2

スキル

水属性魔法 3 光属性魔法 3 料理 2

算術 5 毒耐性 5 状態異常耐性 2

回復魔法 3 生活魔法 5

加護 光と美の女神アフロディアの加護

冒険者クラス Cクラス

身長 172cm 体重 58kg B84W63H98


勝手に鑑定すな!しかし?┅┅謎が?


依頼はバンタム村でギルド情報が村近辺でオークの目撃多数、被害は少し

この村は女性と子供が多く男性は村を出て働いてる者が多いと┅┅


町に近いからな、心配して依頼したのかな、依頼料金は大銀貨2枚銀貨5枚

2万5000円ねぇ┅┅


でもオークの肉とか素材で別に金は入る、マジックバッグ持ち前提だが┅┅


乗り合い馬車に揺られ進む事5時間程

意外に遠かった┅┅

初めての冒険者仕事だ!頑張る!






「冒険者ギルドの依頼で来ました」

「娘っ子1人だと?ランクは?」

「(また女の子だと┅)Dランクですが?」

「微妙だな┅┅まぁ良い、村長に話そう」


村長の家へ行き挨拶して早速村の周りを見に行った

なんか冷たい目で見られてたな┅┅


この村は大麦栽培が主体で野菜は村で消費する分だけみたいだ

男衆は麦の収穫迄は町とかで働くとか言ってた、麦だけじゃ生活が大変らしいとも┅┅


林の中を歩くと見つけた┅┅見つかった?のか?

ピンク色の体で顔はあの豚顔で口から牙が出てる┅┅醜いなぁ~

体長は2m以上で手に斧を持ってる

オーク3体は情報通りで依頼数もそんなだったよな┅┅でもぉ?


では始めましょうかね┅殺られる前に殺るだな!


弓を構え額を狙う┅┅パシュ!

続けて放つ!パシュ!パシュ!

しかし!矢は当たり刺さったが何とも無い様だ┅┅

怒り狂うオーク3体が向かってくる!


ミスリル剣を抜いて走る!

そしてウィンドジョット!

とにかく撃つ!でもオークには利かない!怯まず向かってくる!


ブモォー!ブヒブヒィン!

ドガァーン!ドガッ!


振り下ろされた斧がミスリル剣を弾く

そして大きな腕が腹にめり込む!

あれ?なんで?


ガハッ!┅┅ポタポタ

痛い┅くそっ!


そして別の奴が拳を頭ち打ち下ろしてあっ┅┅あ~死ぬのか?┅┅


«超速再生起動 HP補助開始 »


ブモォー!ブヒィ!ブヒブヒィン!


意識が┅┅失くなった┅┅┅




(ショウさん1人で行っちゃった┅

あれで良かったのかな?オークなのよ?やっぱり採取にしたが良かったのかな┅┅心配┅なんか胸騒ぎ┅)


彼女はショウが持ち込んでた品々を知ってたから許したが、普通は1人でのオーク討伐は許可しない

1匹ならEクラスだが複数となればCクラスの相手となる、果たして心配は?




うっ┅┅どこだ?


「気がついた!大丈夫?」

「イタタ┅┅ここは?貴女は?┅┅」

「ここはオークの集落みたい、私達は捕らわれて┅」

「捕らわれて?┅┅あっ!貴女達も!」

「「「「「「「「ええ┅┅そうよ」」」」」」」」

「それに毎日┅2人ずつ連れて行かれるの┅┅そして戻って来ない┅┅」

「イヤァ!豚に犯されて喰われるなんて!嫌よぉー!アァ~ン!┅」

「私も!イヤァ!助けてぇ!」

「諦めなよ!こうなったらおしまいなんだから┅┅」


女性がざっと20人くらいか┅

オークとかゴブリンは男は喰らい女は捕えて犯すだったな┅┅苗床として子を産ませると┅


「貴女は冒険者ね?仲間は?」

「いや、1人で来たんだ」

「そう┅┅調査依頼かぁ┅」

「ねぇ?他に冒険者は来てないの?私も冒険者だけど薬草採取に来て捕まったの┅┅」

「あのぉ?集落とか言ってましたね?どれくらいの?」


「ざっと200くらいかしら┅」

「ううん!もっとよ!私見たんだ!あれはキングよ!だから500近いわ」

「他にも捕えられてるみたいよ┅┅

こんな所が何ヵ所があるみたい」

「ここは冒険者の方が多いのかな?」

「そうね┅┅後は村のヒト達よ」

「バンタム村からの依頼だったけど?」

「そう┅┅でももう助からないわ┅」


不安と恐怖からか眠れて無いみたいだ

それに衰弱してるヒトも多い┅

なんと言っても臭い!排泄は奥で済ませてるのか┅┅


はぁ~俺は馬鹿だな┅認識不足も甚だしい!なにが冒険者を楽しむだ!

ここは現実!ゲーム世界じゃねぇ!

フン!低いレベルから実力付けて行くのを実感したいだと!馬鹿丸出し!


たった3匹のオークにコテンパンじゃないか!

剣も奪われボコボコにされて┅┅

くそぉ!


«イシス!良いか!»

«┅┅主»

«制限解除だ!馬鹿な事を言って済まなかった!ご免なさい!

俺は愚かで矮小な人間だったよ

浮かれてた┅┅でもやっと理解したよ

ここは弱肉強食の世界だってね!»

«では解除致します 現実を知り愚かさを実感したのなら思う存分暴れて下さい そして反省と回避をして下さい»


«回避?なんだそれ?»

«後処理です 多くの捕らわれた女性が存在してます ざっと70人程です

その者達が主の行動をどう判断するか一目瞭然ですので»


«目立ち過ぎるな┅┅しかしそうも言ってられないんだよぉ~

なんか記憶操作とか出来たら良いけどな»


«記憶操作»«精神誘導»獲得しました»


┅┅┅┅はぁ~でも!ヨッシァ!


«イシスはサポートを頼む!特に被害者達の場所を探して、後は始末するから»

«場所は3ヵ所を確定 ボスのキングとオークメイジを確認 クィーンが誕生間近です»

«了解!»


「ふぅ~ではお願いがあります、ここを綺麗にしましょう、そして風呂を作るので入って下さい

食料も沢山有りますから食べて落ち着いて下さいね?トイレも用意しますから」

「「「「「「「「「┅┅┅┅?」」」」」」」」」


暇な時に作った照明の魔道具を天井に取り付け明るくする

奥の排泄場所を土魔法で穴を開け処理して平らに戻し簡易トイレを設置!

そして大きめの風呂桶を土魔法で固めて作る

それに水を貯めファイヤーボールでお湯にする

テーブルを2つ出して作り置きの料理を並べて行く

一先ず全員にクリーンを掛け綺麗にする┅┅┅エリアクリーン!


「悪いけど服は持って無くて┅┅

着てるのを風呂のお湯で洗って下さい

この中に風魔法とか使えるヒトがいるでしょう?俺は他の所も助けに行きます」

「貴女は何者?こんな事が?」

「凄い!助かるのねっ!」


「ええ!アイツらを始末する!俺をこんな目にしやがって!

あの痛みを何百倍にして返すからな!

皆さん風呂に入ってお腹が膨れたら不安とか無くなりますよ?

ですが貴女達はここから動かないで下さい、これからこの場所が安全になりますからね」


「もしかして戦うとか?」

「大丈夫?失敗したら┅┅」

「失敗も何も、どうせ助からないと思ってたのよ?彼女に託すしかないでしょ」

「私達も冒険者よ!何かする事は?」

「イエ!反って足手まといですから

ここで終わる迄は大人しくお願いします、ゆっくりしていて下さい」


そう言うと檻に土壁を張る

ストーンウォール!ビシビシ!


出口を開け檻から出てそこも壁で塞ぐ

念の為に結界も張って置いた


収納から自作のカタナを取り出し気配察知とマップで辺りを見る


赤点だらけだ┅┅集落とは良く言ったものだ、家が点在してる

そして真ん中辺りに大きな家?あれがキングの棲む所だな┅


先ずは救出が先だ、ほぅほぅ?

他の2ヶ所は向こうとあれだな┅┅


隠密で姿を消して走る!

そして同じように綺麗に処置して食事や風呂とトイルを配置して結界で守る

まぁ~!驚いて騒がれたが遮音してたから大丈夫┅┅多分!


一つは商会とかの馬車を襲って捕えた女性達が多く中には奴隷女性も┅

大体20人と同じ数で集めてるようだ


もう一つは手こずったなぁ~

貴族令嬢とか!マジ勘弁!そして女騎士って!なんで助けられる前提なんだよ!それに騎士のお姉さんって傲慢!


「やっと来たのか!遅いぞ!それにもっと食料を出せ!少いぞ!」

「他にも捕えられてるヒト達に出したのでもう有りませんよ┅┅

これが出来る限りの事ですからね?」

「フン!冒険者風情が!良いか!私達が先に風呂に入る!他の者はあと回しだ!それは私達は戦うからだ」

「ええ┅┅私達は後で┅」


うぇ!出たよ!それにしても他も貴族の女性?子爵に男爵とかなんで?

オークでも貴族とか平民とか解るのか?不思議だねぇ~?


«女性の匂いで別けられてるようです»


おお!そうか!確かに匂いならそうなるかな?

貴族令嬢達は普段から風呂に入り綺麗にしてるし香水も使うだろう

平民は風呂に入らず香水は使わないし冒険者達はそれこそ気にしないしねぇ


「戦うって馬鹿なの?何も出来なかったから捕らわれたんでしょ?

それに武器もなくてどうやって戦う?

まったく現状把握もできないんですかね」

「な、なんだと!フン!少し油断したからだ!今ならオークごときな負けはせん!」

「へぇ~武器無しでオーク500体に上位種も多くいるのにですか?

なら俺は見てましょうかね」

「500体┅┅上位種もだと!うう┅それなら応援を待ってれば良いのだな!

お前が呼んで来るのだろ?」

「やはり馬鹿ですね┅┅そんなの無理でしょ!応援なんか来る前にアナタは犯され放題でしょうね!

それで良いなら俺は何もしないぞ!」

「その言い草はなんだ!平民が図に乗るな!私は騎士だぞ!不敬罪で処刑だ!」

「お辞めなさい!貴女達に救えると言うのですか!そうは思えません!この方が来てくれたから食事に風呂と使えるのですよ!

それにこの方は状況に詳しくここまで来られる程よ!貴女は控えなさい!」

「ぐぬぬ┅┅承知┅┅しまし┅┅た┅」

「私はロリアル子爵家長女リルアナです、ここは気になさらず┅私達をどうかお助け下さい┅┅」


ロリアル子爵令嬢の一喝で助かった┅┅

リルアナさんって勇気あるな┅それに美人でおっぱい大きくなく小さくない

ありゃ美乳だね♪凛とした美女だ


さて!これで被害者達は大丈夫!

思いっきり暴れてやるぞぉ!

美人さんばかり!助けなきゃ!だ!


【サンダーボルト】に【ウィンドトルネード】と矢継ぎ早に放つ!

広範囲魔法で数を減らす!そして巻き上げられる家々がバラバラと落ちて来る!


ガシャガシャガシャーン!ドカ!ドカ!ドカァーン!


そこにすかさずファイヤーアロー!

火の矢が大量に降り注ぐ!


グヒッ!ギヒャ!グワァー!


バタバタと倒れ行くオーク共!

そして中からデカイのがこっち目指して来る!オークジェネラルだ!


ドスドスドス!速い!

大きな棍棒を振り回す奴やボロボロの剣を振り回す奴


瞬間移動で側へ!そして刀を振る!

スパーン!っと次も同じだ!

ヒュン!ヒュン!と移動して次々に首を落として行く!

刀の切れは見事だ!しかしこれはそんなに持たないな┅┅刃が薄い

俺のミスリル剣は?┅┅┅あった!


キングがミスリル剣を持ってた

そしてあれは捕らわれた女性だな┅┅


[このオンナを助けたいか!]


ええ!喋った!


『フフ あれは変異種ですから喋れるようです 見て下さい 肌が黒く額に角がありますよ? オーガとの混合でしょうか』


へぇ~魔物でもハーフとかいるんだ!

じゃあアイツはオーガの能力持ちと言うんだな┅┅


[どうした!殺すぞ!]

「人質が無ければ戦え無いのか!この弱虫めぇ!」

[俺は弱虫じゃ無い!このオンナは貴族とかだぞ!助け無いのか?]

「そのオンナはまだ犯してはいないんだな?」

[グヒッ!まだだ!俺様がゆっくり味合う為に取って置いた!]

「お前ので犯られたら死ぬぞ!このデカチンがぁ!」

[グフ!グフ!オンナ喜ぶ!ヒーヒーと悦ぶぞ!グフグフ!]


ケッ!ヨダレ垂らしやがって!

阿保か!それは痛くて苦しんでんだ!馬鹿野郎!


瞬間移動して女性をかっ拐う!

あっ!と言う間に掴んでた女性が布切れだけになって戸惑うキング


しまった!女性が素っ裸に!でもだ!


「覚悟しろよ!クィーンがそこにいるんだろ?メイジはどこだ!」


するとファイヤーボールが襲って来た!次々に来る!メイジの仕業だ!


[王をお守りするのだ!エエイ!ジェネラルはおらんのか!]


オイオイ!あのオークメイジも喋るぞ!変異種って多いのか?


『あのオークメイジはクィーンから産まれた種です 代々受け継がれた能力持ちかと』


そんなの有るんだ!メイジと言えばシャーマンみたいな資質だな

じゃあゴブリンメイジも同じ?


『その通りです 特異種は稀に産まれます しかし それは血統が関係してる様です』


へぇ~やはり血統ってのは偉大なんだな┅┅だから貴族達は魔力が多いと┅


面倒なので【レーザーショット】でメイジの額を撃ち抜く

そしてキングも流れで仕留める!


倒れるキングを放って置いて小屋の中へ┅┅これがクィーンなのか?


デカイ!3mはあるぞ?

そしておっぱいが┅うう!醜いからシュッ!

簡単に首を斬る俺┅┅

だっておっぱいが6個って!

バケモンだろうが!顔は豚だしぃ!


キングと嫌だけど!クィーンも収納、後はジェネラルを10体

他のオークは全部燃やしてしまえー!

って事で被害者達総勢70人を集落から放れた所に集める


そして【ファイヤージェット】

火炎放射の強い奴ぅ!

全部燃えてしまえぇー!アハハ!


跡形もなくオークは骨迄燃えて黒い地面が広がった

勿論ちゃんと水を撒きましたよ!


そしてバンタム村へ行って馬車を有るだけ頼んだが┅┅渋る村長さん

しかし!貴族令嬢が何人もいると話すと態度をコロッと変え有るだけ持ってけ!と笑顔で?

それで5台の馬車全部と馬10頭を貸してくれた┅┅恩を売る気満々だね


70人を5台の荷馬車に詰め込み町へと向かう┅┅荷馬車で良かった~

窮屈だろうけど助かった事と疲れで全員が眠ってる┅┅ヒヒヒ!

その間に精神誘導と記憶操作で俺のチート能力の事を消して置いたぞ!


きっとおぼろ気に俺が助けた程度の記憶になってる筈だ

村長さんのサインと御者してる村のヒトがちゃんと証言してくれるだろうしねぇ~


それにキングとかの証拠は秘密にしてアマンダさんに丸投げ~!


はぁ~疲れた┅┅


«ウフフ♪少しは自覚したのでは?

能力の必要性が身に染みた事でしょうかね 後で通常ステータスを確認して貰いましょう フフフ♪»


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