第466話

あの日から

半年経った今も、


私の声は戻らない



だけど、私は声が

殆ど必要無い物だと、


最近特にそう思う



私が話したいと思う人は、

もう居ない





涼の名前や写真等は、

世間には公表され無かった



ただ、ネットや週刊誌等は分からないが、


世間の殆どの人は

知らないと思う



だけど、私の周りの人間は、

涼が犯人だと

知っていた



それは、当然の

流れかもしれない



愛美や中山先生の事件の事で、


涼の名前を出して、


刑事達は生徒に沢山聞き込みをしていたみたいだ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る