第410話

私は静かになった

携帯電話を、

机の上に置いた



今から二時間後、

涼に会える





私はベッドに

腰を下ろしながら、


考えていた



涼と会ったら、

何を話すか



なかなか、話そうと思う言葉が見付からない



その変わりに、

話さないでおこうと思うのは、


愛美の事



愛美の事を話せば、

お互いに気まずくなるだろう



愛美の事を思えば、

今も辛いし哀しい



だけど、

私は最低なのだろう



忘れたいと思っている

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