第328話

「…俺だってな、

ずっとお前が好きだった…。


ずっとずっとずーと、

好きだった。


なんで、こんな形でなんだよ?

もっと違う形で、

お前に好きだって伝えたかった…」



もうまともに言葉が出ないくらいに、

涙が溢れて来ていた



咲と気持ちが通じ合って、

本当はとても

嬉しいはずなんだろうが、



今はそれが逆に悲しい



もう、俺は死ぬんだ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る