第314話

俺はネットカフェの個室のリクライニングシートで、

眠る事にした



もう、アイツが

出て来る事は、

怖くない



どうせなら、

出て来てくれないだろうか…



もう、俺には耐えられない…



ずっと、アイツが

俺の代わりに、

生きていけばいいのに…





疲れているから、

体は重く眠いのに、


なかなか眠る事すら出来なくて、

何度も寝返りを打った



出来るだけ、

何も考えないようにする



考えたら、嫌な想像ばかりで、

心が折れてしまう



今は、何も考えないでおこう

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