第297話
「目撃者の女性に
写真を見せたんだ」
市川さんは溜め息をつくと
言葉を選ぶように
一度、黙り込んだ
「その女性の証言から
高校生くらいの
男の子だと聞き、
中山先生のクラスの
今年の集合写真を見せた。
柏木涼君…。
彼に間違いないらしい」
市川さんの言葉に
心臓が潰されそうだ
いつかこんな日が
来るんじゃないかと思っていたが、
まさかこんなに早く…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます