第287話

突然鳴り出した

携帯電話の電話の着信音に

体が固まった



反射的に

私は布団の中に隠れた



だけど

鳴り止む様子は無い





涼だろうか?





私は震える手で

携帯電話に手を伸ばした



ディスプレイを見て

涼じゃなくユキからの

電話だと知り



ホッとした

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る