第184話

私は休む事無く、

何杯もカクテルを頼み、

歌い、

一人の男性と仲良くなっていた





「へぇー、じゃあ咲ちゃんはずっと彼氏居ないの?」



近藤さんと言うその男性は、

私の事を

気に入ってくれたのか、


私によく話し掛けて

きてくれた



いや、隣に座っているから、

仕方なく私に話し掛けて来るだけかも



それとも、女なら誰でもいいだけ?



カラオケの音が煩いから仕方ないが、


やたらと耳元に顔を近付けて話し掛けて来る



そこ迄考えて、

自分がだいぶ酔っている事に気付いた



今の私は、

とても思考がネガティブになっている

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