第167話

もう限界かもしれない



涼なんて、もうどうでもいいと思っているのに、


自分の中で何かが、

溢れ出しそうだ



凄く、イライラする



朝からずっと、

愛美から涼のノロケ話を

聞かされて、


今も、こうやって逃げなきゃ、

ずっと聞かされて

いたかもしれない



愛美の事は好きなのに、


段々と、

愛美に対しても、

腹が立って来ている…

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