第119話

咲が家の近く迄来ていると知り、

俺はとても驚いていた



咲からその電話が来る迄

俺は眠っていて、


その電話も少し頭が

重いまま出たが、


それを聞いて、

一瞬で目が覚めた



勿論、迷惑じゃないけど、今の俺は気持ち的に

余裕が無くて、

困った



今、誰とも会いたく無いから学校を休んでいた



咲にも、そうだった



だけど、家の近く迄来ている咲を追い返す事は、

さすがに悪くて

出来なかった



もし、これが咲では

無かったら分からないが

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