俺じゃない (涼)

第57話

目覚まし時計のアラームがけたたましい音で鳴っているのに、


それを止める力すら出ない



目が覚めても、

体はまだ眠っているかのように、

重い



時々、こんな事が有る…



そう思った時、

俺は慌てて起き上がった



布団から出る前に、

枕元に置かれた目覚まし時計のアラームを、

叩いて止めた

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