鬱ゲーの世界に転生したモブ、本編で死んでしまう人たちを助けてただけなのにハーレムになった。…主人公、お前はそんなやつだったのか?
零
世界観紹介・登場人物(ニ章終了までのネタバレあり)
【世界観】
呪い。その特徴は体のどこかに黒い*が刻まれること。人智を超えた力を持つこと。生まれた時の周りの影響を受けること。
呪いの発生条件は負の感情が集まることにある。怒り、憎しみ、絶望。そんな負の感情が一定以上集まったときに呪いが生まれる。
呪いは動植物の姿をとり、人々の生活空間に溶け込んでいる。その心の内は基本的には負だ。そのため、呪いを討伐する組織がある。
しかし、呪いが生まれるまでには時間があり、その間に周りが喜びや楽しみ、希望など正の感情になれば、生まれる呪いも正になる。
呪いは殺すことによってその能力を奪うことができる。そのため、何体も呪いを討伐している人の方が強いし、呪いにとっても他の呪いを殺している方が強い。
また、人類が後世まで生きながらえるためにも積極的に子供を作ることが推奨されている。(つまり、国がハーレムや逆ハーレムを推奨している)また、強力な呪い殺しの子は強力な呪い殺しになる、なんてことはないので母数を増やすしか方法がない。
【主な登場人物】
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本作の主人公でゲームでは登場しないモブ。原作のゲームが大好きで、死ぬ直前までどうにかしてヒロインを幸せにするルートが出てこないか探していた。
原作でも屈指の能力を持つカタラ・スフラギダを手にしたことによって多くの人を助けたいと思うようになり、呪いや呪い殺しを倒している。
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原作ゲームの主人公。原作では大好きだった幼馴染を失ってからストイックに強さだけを求めるようになった。しかし、その展開を翔真が事前に防いだことにより、本来の傍若無人なところが強く、何かと翔真に噛みついてくる。そのせいで女性陣には嫌われている。
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雄介の幼馴染にして初恋相手。プラチナブロンドの長髪にぱっちりとした目。男女問わず分け隔てない明るい性格で誰とでも仲良くなる。優しい翔真に好意を持っているが、本人はそれが恋愛なのかどうか分かっていない。そんなしょうちゃんに意地悪する雄介のことはちょっと嫌い。
高校生になりだれもが見惚れるくらいの美貌を持ち、ほとんどの人にとっての初恋の相手であり告白して撃沈させられた相手でもある。最近では仲のいいお友達までがちょうどいい相手だと認識されている。
彼女の最近のブームは翔真を感心させること。それも、ただの知識とかには頼らない柔軟な考え方で褒められるのが大好き。
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羽美の親友で正の呪い。呪いだと羽美にバレてしまったときに逃げ出してしまう。それでも翔真のおかげで、無事に仲直りすることができた。また、呪いだと知っても守ってくれた翔真が好きだが、羽美のためにも今はまだ好意を隠している。羽美がきちんと自覚したら攻めるつもりでいる。ふんわりとまとめた桃色の髪に何より人目を惹きつける大きな胸。能力は人の心を自分と同じにする力。
呪いであることを利用して好きな姿になることができる。今は翔真の前でだけ胸を大きくしてるけど、その意味に翔真は気づかない。
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翔真たちが入学した高校の先生にして正の呪い。140㎝ほどの低身長で呪いの証である黒い*を隠すようにフードで顔を覆い隠している。普段は無口な方だが、妄想するときは早口になる癖がある。人に恐れられるのには慣れているが武器を向けられたことなんてなく、危ないところを翔真に助けられて好きになった。呪いとしての能力は対象を小さくすること。
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