相思相愛の二人共に同じ時間を進みながらも片方には突然に、もう片方には着実に訪れた不幸が二人の「時間」に溝を生んでいきますその溝に気づき、葛藤し、飛び越えたとき時間は意味を失うのかもしれません何に重きを置くか、という話だと感じました
読んで気分のいいものではないかもしれませんが、そこには彼と彼女がいるのです。それが彼と彼女にとって幸か不幸か、それは私には分かりませんが、彼らの思い出が色褪せるものではないことを確信しています。