脱Xジェンダーに向けて
わたしは3年前から、自分の性別に対して悩んでいました。しかし2年前、xジェンダーのことを知り、一旦自分の性別を「中性」とすることにしたのです。
しかしどちらにもなりきれない、また、他人に決められることに少しずつもやもやした気持ちが溜まってきました。やはり、この性は自分に合っていないと感じはじめたのです。
「人に宣言したほうが、行動を起こしやすいですよね」
そんなある日、私の友達はこう言いました。その時はその友達とテスト勉強の話をしていて、テスト勉強のモチベを上げるための方法としてそれを挙げてくれていました。私はその言葉を聞いてはっとさせられ、うじうじと悩んでいた自分の性別についても、誰かに宣言すればどちらかに決められるかもしれない、と気づきました。
そして今日、私は信頼している「後輩くん」に性別のことを告白しました。彼は動揺はしていたものの、頑張って受け止めてくれようとしています。
きっと受け入れ難いことでしょうし、後輩くんを悩ませてしまうことだってありえます。だからこそ、私はどちらかに決めたい。いわゆる背水の陣というやつです。
無理にどちらかに決めようとしているわけではなく、私はずっと、どちらかに決めることを望んできました。
後輩くんにはすごく申し訳ないですが、少し不器用なやり方で頼らせてほしいです。昔から本気で人に頼るのが苦手な私を、叱ってもいいから今だけは頼らせてほしいです。
今日から、私は1ヶ月の間に性別をはっきりと決めたいと思います。
勿論、身体の性に頼らず、ちゃんとした自論を持って性別を決定したいです。
1ヶ月以内に自分の〇〇を決めるための日記 詠 @mamerock6
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