第2話
龍side
「っ危ない!」
光の悲鳴とほぼ同時に車に何かがぶつかる。
「…どうした。」
「女の子が飛び出してきて…たぶん轢いたわ。」
「はぁ?まじかよ…。」
車を道路脇に停めさせて降りると、確かに道路の少し先に女が倒れていた。
近寄って様子を見てみるものの、大きな外傷はなく、ただ単に気絶しているだけみたいだった。
「…連れて帰るか。」
大きな怪我はしていないとはいえ、車にぶつかったのだから手当てはしなければならない。
女を抱き上げ、車へと戻った。
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