【カクヨムコンテスト10】『多分、食事運。』
豆ははこ
第1話 ははの食事運と我が子さんと。
『多分、食事運。』。本エッセイ。では、公式様が挙げられたテーマ例のひとつ、『子どもを授かってから知ったこと』も書けたらと思っています。
エッセイながら、既出作品と同様にエッセイ。としました本作。食事運は? タイトルは? の疑問を持たれました方々もおられるかと存じますが、ご安心ください。子ども、つまりは我が子さんのことを書きますと、エッセイ。にはしぜんと付いてくるものがございますので。
そうです。我が子さんのはは、豆ははこが持つもの、食事運です。こちらは、普通に外食ができない運のことを言います。実を申しますと、豆ははこ、つまり母は、子どもである我が子さんのおかげで、自分の食事運は悪いほうに突出しているのだ……と知ることができたのです。本作では、まずそのことを書かせて頂こうと思っております。
もちろん、旦那さんと自分、自分と我が子さん。家族が増えてよかったこと、たいへんなこと、それらもまた、知ったこと、知ることができたことです。大切なことは、ほかにもたくさんございます。
そんななかで、書いても、そして、読んで頂いても、きっといちばん面白いであろう食事運を中心に書かせて頂きますもの、それが本作なのでございます。
それでは、始めさせて頂きます。
実は、豆ははこには我が子さんが二人おります。我が子さん、大と小です。これは、今回初出の情報です。(以下、我が子さん、または、大さん、小さんとさせて頂きます)
大さんは、エッセイ。にはあたたかく厳しい講評を、小説のためには、参考になる話をしてくれる人です。こちらが、お馴染みの皆様にはお馴染みのエッセイ。重要登場人物、我が子さんです。そして、ご紹介をあらためて、ですと初登場の小さん。実は、こちらの小さんも、様々なネタを話してくれたりする人なのでございます。
二人は、頼れる存在であり、旦那さんとともに豆ははこのエッセイ。に協力してくれています。
ちなみに、今回から用いますこの大、小の呼び名は大さんの命名です。今回、新作執筆にあたりまして、両名から、我が子さんが二人だということをエッセイ。に書いてもいいよ、という許可をもらいました。 我が子さん、そして家族さん、ありがとうございます、なのです。
それでは、こちらから。カクヨムコン9のことを書いた『多分、カクヨムコン9。』でも触れました、我が子さん(大さん)が契機となりました、真のエッセイ。誕生秘話です。
ある日のことです。大さんは、友人さんたちとの外出の際にファストフード店に行きました。
そこで、大さんは、驚きの体験をいたしました。そして、帰宅後、豆ははこに驚きをこのように伝えてくれたのです。
「お母さん、ファストフードでごはんを食べるとき、普通のおうちの子は、うちみたいなこと、しもしないし、想像したこともないんだよ!」
想像したことも。まさか。
「ジャンピング土下座のことは話してないよね?」
もしや、あれ? あれを話してしまったとか?
ははで母な豆ははこはそう思いましたが、違いました。
「あれ? 話すわけないよ。きっと、信じてもらえないし。飲みもの、アイスコーヒーが高確率でコーラになる話とナゲットのソースが間違えられたり個数減らされたりする話くらいしかしてないから、大丈夫だと思うよ。でね、どっちもないんだって! あと、ドライブスルーとかネット注文した品物を一つ一つ真剣に確認してからおうちに持ち帰ったりもしないんだよ。確認、しないの。何もしなくても、ちゃんと全部揃ってるんだって!」
ジャンピング土下座があれで認識可能であることの理由はお察しください。とにかく、あれ、については、杞憂だったのです。よかった!
ですが、なんということでしょう。
「そうなの……」
豆ははこ、絶句でした。
大さんが、もしかしたらどこのご家庭にもたまにはある、くらいのことかも。と思い、母である豆ははこは、普通のことと信じて疑っていなかったこと、つまりは、食事運の悪さ。それは、普通のご家庭では、あり得ないことだったのです。
遡りまして、昼間の大さんの様子を申し上げます。
友人さんたちは、席に着いてすぐ、それぞれの分を食べ始めました。
そんな中で、大さんだけは、少し遅めに食べ始めたのです。なぜなら、アイスコーヒー、よし、ハンバーガー、よし……と、メニューが揃っていることをきちんと確認し、大丈夫、とばかりに「いただきます」をしたからなのでした。
ファストフード店での指差し確認。実際に指差しをしたかどうかは定かではないのですが、確認したことは間違いないそうです。
すると、大さん、友人さんたちから「どうしてそんなに確認するの?」と訊かれたのでした。
蓋を外して、アイスコーヒーがコーラではないことを確認していたわけでもないのに。注文したものが、きちんとトレーの上にあるかを確認しただけなのに。
そんなに確認! と訊かれたのです。大さん、びっくりです。
「みんなは確認しないの?」
大さんは、驚かれたことに逆に驚いて、そう質問したのです。そうしましたら、皆さんからの返事は、確認しない、しようと思ったこともない、といったものでした。
そこで、大さんは何故確認をせねばならないかを説明したそうです。
ご安心ください。先にも申しましたとおり、ジャンピング土下座は信じてもらえないだろう、と思ったため、話さなかったそうです。
よくぞ、とどまってくれました。
さすがは、豆ははこの我が子さんです。
あり得なさすぎると、事実でも信じてはもらえない。その点を理解していたのは、素晴らしいことです。
そんな大さん、『ここは、控えめな体験談にしなくては』と考えてくれたようでした。
実に、冷静でした。豆ははこという食事運のない母を持つ子どもであれば、宿命とも言える内容、その中でも、初歩的なものをお話したのですからね。
そう、アイスコーヒーがコーラに。ナゲットのソースは注文した味とは違う味。それくらいの、軽めのものです。豆ははこでしたら、この程度で済んでよかったね、な内容です。
……それなのに。
友人さんたちは皆さん声を揃えて、「そんなの、起きたことないよ!」とまた驚いたのだとか。
友人さんたち曰く、なんと、世の中のご家庭の外食では、復唱した商品は間違えられず、レシートに印字されたものはそのまま揃って提供されるのが当たり前なのだそうです。
普通は、そうなの?
それを聞いた大さんは、衝撃を受けました。ファストフードでの外食は、友人さんたちとの外出は、楽しかったそうですので、それはよかったのですが。
……普通ではない、という事実。
大さんは、壊滅的な食事運を持つお母さんと、巻き添え的なお父さん(旦那さん)が身近にいましたから、その事実には気が付かなかったのですね。
そして、気付いた大さんは、そのことをお母さんに伝えてくれたのでした。
伝えてもらったお母さん、つまり、豆ははこは、思いました。そうか、普通じゃなかったのか。だったら……。
そして、誕生いたしましたのが、『多分、エッセイ。』なのです。
正直、なくはないよ! 的なご意見も頂けるかも、と期待をしておりました。
結果。
同様のご経験を幾つかと、多数の驚きと笑いを頂戴しました。
そして、店長さんがジャンピング土下座をかます。
これは……ない。が確定したのでございます。
以上が、真・エッセイ。誕生秘話です。
続きまして、ファストフードの指差し確認。こちらの補足をいたします。確認作業を豆ははこが真剣に行いますと、確認ではなくて調査になります。捜査とも言えます。
レシートを片手に、あれ、これ、それの指差し確認。
ここで足りなければ、カウンターへ。
商品が足りていましたら、サラダやナゲットなら、ソースはどれがいくつ、それがいくつ。ナゲットなど、個数があるものには、数は足りているか、さらにでしたら、バーガーにチーズはあるか、ピクルスは。ポテトの塩はふられているか。
ここまですると、検査でしょうか。
大さんの友人さんたちは、きっと、こんな確認方法は想像どころか考えもしてはいないことでしょう。
ちなみに、何かが起きるからと母との外食を拒むような大小さんではございません。ありがたいです。
それどころか、豆ははこ的には慣れすぎて面白くもなんともないと思うことを「これは……普通じゃないよ。大丈夫」と教えてもくれます。
大丈夫。それは、エッセイ。として皆様にお出ししても大丈夫、の意味なのでございます。ありがとうございます。
なお、豆ははこ同席での外食の際には、大さんは必ずデザートを食事と共に注文いたします。
「お母さんとの外食だよ? 食後に普通に出てくるわけないよ!」
それは、実に爽やかな断定です。
逆に、食後に出されたら?
それはそれで、本来のデザートとなるのだから、平気! なのだそうです。成長しましたね、大さん。
それから、人間の店員さんのときはその場で伝えれば済むことなのですが、配膳のネコタイプロボット(以下、ネコさん)にのってやってきたメニューが多かったり少なかったりしたときは? ですが。
そのときは、慌てず、騒がず。
多ければ、店員さんが手で運んできてくれるのを待ち、少なければ、呼び出しボタンをに押して正しい商品を持ってきてもらうのです。
持ってこられたメニューが違っていたら? それは……もう一度、でよいのです。素直に人間の店員さんを呼びましょう。
あとは、こんなこともありました。
【連載版】『多分、エッセイ。』にも書きましたが、カルピ○ウォーターを頼んだら気の抜けたカル○スソーダが出てきました。
大さんは炭酸が苦手なので、これなら、となりました。
これにあえての名前を付けるならば、不思議な飲みものシリーズでしょうか。
え、豆ははこのアイスコーヒーですか。
これは不思議ではありません。ほぼ毎回、大小さんから「今日は大丈夫?」と訊かれますから。不思議ではなく、もうすでに日常の一部ですね。
もちろん、大丈夫ですよ、常に確認していますから。
コーラだったら? ミルクを入れる前にカウンターに突撃! すればよいのです。
なお、実は、豆ははこ、甘すぎる味はあまり好まないのです。
そんな豆ははこが見かけたのは、店頭ポスターに新商品とされていた『アイスキャラメルラテ』。甘そうです。
「お母さん、あんまり見てたら……」と警告めいたことを大さんから言われました。
これは、心配されている?
「大丈夫、これ、きっと甘すぎるから注文しないよ。しかも、アイスコーヒーの無料券があるんだよ!」
大さん、お母さんを誰だと思っているのでしょうか。しかも、無料券には商品名が明記されているのですよ!
……実はこのとき、大さんはフラグ的なものを感じていたそうです。
「こちらでお願いします」
「はい、アイスコーヒーですね」
そして、無料券を使ってアイスコーヒーを注文したところ。
紙コップには、キャラメルラテのロゴがありました。
レシートは……アイスコーヒー(チケット)です。
いざ、実飲!
中身は、ちゃんとアイスキャラメルラテです。
アイスキャラメルラテの紙コップにアイスコーヒー、ではなかったのです。
「さすが……!」
この感嘆はきっと、尊称ではないですね、な大さん。
一口だけ飲みましたが、アイスキャラメルラテの味でした。
(色々)甘かった……。
先日は、自販機でカップのホットコーヒーを買ったつもりが、アイスコーヒーでした。
豆ははこ、ついにここまで来たか。
しみじみとしておりましたら、「お母さん、アイスのボタン押してたからまだ大丈夫だよ」と大さんは教えてくれました。
……まだ大丈夫。
まだ、とは。
何が、なのかは問わないでください。自販機のボタンにも無視されてしまう日。いつか、は来るのでしょうか。
不思議な飲みもの。続きます。
パックのりんごジュースと、微妙に薄くなっている多分同じりんごジュース(のようなもの)が紙コップに入れられたものを提供されたこともございます。
紙資源削減対策? か何かで紙コップに入れられたのでしょうか。ところが、何かの手違いで果汁が薄まりすぎて、これはいけない、と店員さんは紙コップから、急遽、紙パックのりんごジュースに変更。その際に、薄まりすぎたりんごジュース(仮)の紙コップは、下げるのを忘れられ……。
謎の甘い汁、爆誕です。
その、謎の甘い汁、飲めなくはないので、飲みました。こういうときは、ははが飲むのです。飲めるものならば。
ちなみに、これらはあくまでも、豆ははこ(お母さん)の成せる技であって、それが理由であるそうです。それ以外の理由は、存在しないそうです。
あとは……こんなこともございました。
「オムライスとドリンクと、ポテトサラダです。ごゆっくりどうぞ!」
何度目かの、ある日のこと。
店員さんがにこやかに出してくれたもの、それは、黄色い小さな粒の集合体。コーンサラダに見えます。
この下にポテトが……? なさそうです。
「すみません」
「はい」
「これ、ポテトサラダのはずなのですが」
「はい、ご注文のポテトサラダです……? すみません!」
なんで? 店員さん、動揺が顔に出ています。
「失礼します!」向かうは、調理場です。
「え、なんで、ポテトサラダの棚から出したのに」
「こんなことあるんだ……」
「なんで?」
ほかの方々も動揺しています。
でもね、店員さん、ありますよ、こういうことは。皆さんには、未知の領域みたいですね。巻き込んでしまってすみません。
「今度はポテトサラダ!」
安堵の声の、そのあとで。
「失礼いたしました、こちらがポテトサラダです!」
すまなそうに、店員さん、ポテトサラダとともに、再登場。ジャンピング土下座付きではなくて、よかったです。
頭を下げる店員さんに、なんだか申し訳ない気持ちになりました。
席に戻り、顛末を語った豆ははこに、大さんは。
「すぐに出てきてよかったね」
とても、にこやかでした。
それでも、「お母さんだから仕方ないよね」は頂きました。
「友達が外食したときに、メニューと違う物が届いて家族みんなが慌てたんだって。うちはこんなふうにするよ、って言ったら、歴戦の勇者みたいだねって言われた!」というなんだか嬉しそうな小さんとの会話、なんてこともございました。
普通のご家庭は、慣れないらしいのですよ、小さん。
あとは……ほかにもございます。
大さんが注文したエビフライのタルタルソースの味が変。
これは、と残念ながら残しましたが、代わりにというわけでもないのでしょうが、頼んでいないライスが追加されておりました。
帰宅後、ネット検索をしましたらそのファミリーレストランのタルタルソースは店舗での仕上げ。どうやら、酢が多かったようです。
「次回、同じことがあったら、お母さんよろしくね」
「了解」
豆ははこは、お店に文句を言いたいわけでも、クレーマーになりたいわけでもありません。
このやり取りは、食事運の悪さが故の経験値からです。
誰を呼べばいいか、何を言えばいいか。しぜんと身に付いた経験値。身に付かずに済めば、それがいちばん。
それでも、我が子さんに頼られるのは、嬉しいものですよ。理由は理由ですが。
色々なことはございますが、我が子さんたちとの外食は、とても楽しいものです。そして、旦那さんが彼氏さんだったときも、それはそれでまた楽しいことがございました。
ただ、ジャンピング土下座は、あまり楽しい、懐かしい思い出ではありませんね。ある意味で、回想シーンとなって何度も脳裏によぎってはくれますが。
そうでした。大小さんに旦那さんとの過去話(多くは食事運話ですが)を語っておりましたら、旦那さんがひと言、こう呟いたことがございました。
「……お母さんは宇宙人やから」
「ああ……分かる」
大さんは、心から賛同しておりました。分かる……深いですね。
ちなみに、小さんは「はあ……そう」でしたね。まだ実感が薄いようでした。小さんにも、分かられてしまう日は来るのでしょうか。今のところは、ははと外食をすると起こる何かを楽しんでくれてもいるようですが。
それでは、最後に、また食事運の話をいたしますね。
大小さんと共にネコさんに会い(食事)に行きました。
注文は、無事に届きました。
よかった。ネコさんの近くに座っていました豆ははこ、注文したものをテーブルに。
あと何皿か、となりました。
ところが、ネコさん。
いきなり、回転して戻り始めたのです。
まだ途中なのに!もちろん、完了ボタンは押してはおりません。
「時間かかりすぎだったとか?」
早足で追いかける、豆ははこ。
ファミリーレストランの店内をこんなに急ぐのは、よほど時間に追われたときだけでしょう。
その最中、店員さんと目が合いました。
何してるのですか? という視線。
「配膳中にロボットに戻られてしまいました」
何と言えば正解だったのでしょう。
ほんとうは、ネコさん、と言いそうでしたが、平凡なお客様を装うためにこう言ったのです。
そう、「なぜでしょう?」と訊くために。
果たして、店員さんの回答は。
「……分かりません」
そして、沈黙。
分かりませんか。でも、これは実際に起きていることですよ。目線をそらさないで!
それでも、ネコさんは止めてもらえたので、料理は戻ってきました。
とくに冷え冷えでもなく、食事はできました。
「お母さんだから大丈夫」「そうそう」
大小さんの結束は堅い。とりあえず、お母さんだから大丈夫らしいです。
二人とも、驚いてはおりましたが。
帰宅後、在宅だった旦那さんに訊きましたら、センサーの誤作動では、という見解でした。
「お母さんがネコさんに逃げられたよ」
小さんの説明は、理路整然としていました。素晴らしい状況説明です。
「ああそう」
すぐに納得、の旦那さんのわかりみの深さも素敵です。
今さらですが、このようなことはほかの方にも起こるのでしょうか。
検索をしてみましたら、ショッピングモール勤務のネコさんが店外に出てしまっていた、お店の人、早く迎えに来てあげて、というネコさん迷子記事は見つけられましたが、注文した料理の配膳中にネコさんに逃げられた的なものは見付かりませんでした。
ロボットとは言いましても、ネコさんがかわいそうなのはいけませんね。
検索した画像を見ていたら、お店の方、早くネコさんを連れに来て! と思ってしまいました。
そうです、きっと、ネコさんが寂しそうなのよりは、テーブルが寂しいほうがよかったのではないでしょうか。
結局、センサーの故障、配膳中逃亡。そういった記事は見付かりません。
豆ははこのもとから去って行ったあのときのネコさんはその場に立ち尽くしていたのか、店員さんに回収されたのか。さすがに、注文したメニューのことが心配で、確認はできませんでしたが。
未配膳ではなく未配達でしたら、某大手通販サイトの置き配に三回誤配をされました。カスタマーには初回に問い合わせた挙げ句、です。
ちなみに、荷物は三回とも自力で救出をしました。二度あることは三度ございましたが、四度目はないといいな、と思うのみです。これは、食事運ではございませんので。
総括いたしますと、ある意味、面白い。何が起きるか、予想できない。
皆でアクシデントに立ち向かうのが、楽しい。
そんなふうに色々を楽しみ、分かち合うことができる存在、それが、我が子さん(たち)との外食……なのかも知れません。
学生時代、何故、こんな目に……と顔で笑って心で切なく思っていたあの頃。
旦那さんと交際を始めて、鮮やかな人類飛翔目撃体験を共有したりと、色々なことがあって。
さらに、こんなことがあった、と語り合い、笑い合える家族が増えた幸せ。それは確かに、かけがえのないことです。
いつかきっと、懐かしい思い出になるのかも知れません。
笑い、そして驚き。そ理由の大半がははの食事運の悪さというのはいかがなものか……という気もいたしますが。それは、それです。
次は、何が起こるのでしょう。
そう感じられることは、やはり、幸せなのだと思います。
もちろん、たまには普通の落ち着いた外食も楽しんでみたいものです。
豆ははこの場合はそれを期待するよりも、次は何が届かず、何を追いかけるのかと考えるほうが、現実的なのかも知れないですが。
本作も、お読み頂きましたこと、誠にありがとうございました。
本作のおかわりは、多分、ございません。
きっと、カクヨムコンテスト11までは。
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