米粒1つに7人の神様がいるってばあちゃんが言ってた

ぞいや@4作品(■🦊🍓🌏挿絵あり)執筆中

ばあちゃんが言ってた

「米粒1つに7人の神様がおっとよ」


 筆者がまだ子供の頃、ばあちゃんが言ってました。

 その話を聞いた子供の時も、歳を重ねて随分と大人になった今も、心の底からその話を信じている訳ではないですが、何となくそういう風な考え方は嫌いじゃないので、これまでなるべくご飯粒は残さない様に生きてきました。


 でも絶対じゃないです。

 落としたご飯粒は食べないですし、お店で出されたベチャベチャなご飯を残したこともありますが、まぁそれはそれとして。


 エビフライの尻尾。

 筆者は基本的に食べません。

 基本的にというか、食べた記憶が無いのでほぼ100%食べません。

 ……よくよく思い返すと、食べた記憶はなくてもエビフライの尻尾の味は何となくわかるので、多分食べたことはあるのでしょうが、思い出せないレベルです。


 ――で、エビフライの尻尾にも神様が7人いるとばあちゃんが言っていたら、多分エビフライの尻尾を食べる大人になっていたと思います。


 それが良いとも悪いとも思わないですし、別に食べても食べなくてもいいと思っているので本当にどうでもいいのですが、“何処まで”神様が宿っているのかを考え始めると大変です(ばあちゃんは神様が「いる」と言っただけで、「宿っている」とは言っていませんが、個人的には宿っているという意味で解釈してます)。


 エビフライの尻尾、2つに裂いたら?

 身が詰まってるギリ殻の部分と別けたら?

 複数に分けたら神様も分かれるのか、分けた数だけ神様も増えるのか。

 仮に何かしらの力を持っていたら、その力は強まったり弱まったりするのか。

 そもそもお腹の中に入ったら神様はどうなってしまうのか……etc.

 

 宇宙の果てを考えるのと同じくらい、答えが出ない議題ですね。

 似たような例題として野菜の話をしようかと思いましたが、似たような例題なら出す意義も薄いので辞めておきます。


 最期に。

 近頃は色々あって少しアンニュイな筆者ですが、連載中の4作品は引き続き更新していく予定です。しばらくの間は更新速度も遅くなりがちだと思いますが、忘れた頃にまたお会いしましょう。


 心も身体も健康第一に!!

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