第8話 夢の外
「麗華。」
「ん?なに?」
「いー夢みてた。」
「どんな夢?」
「…言えない」
「なんで?浮気でもしてた?」
「やってたなんて言えるわけないじゃん?」
「やってたの?どんな人?」
「……」
「……??」
微妙な笑顔で見つめあっていた。
「浮気者」
彼女が僕の額を指でグリグリする。
「れい。。。」
「なに。」
彼女が僕を背中から包み込む…。
幸せ…求めてたのはこれ…
僕は激しく求められるのも凄く苦手。
だから麗華がちょうどいい
だから麗華…な訳
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