だんおそ
菜乃花 月
だんおそ
「だんおそ」
【登場人物】
マサト:カンナの旦那。最近結婚した。結婚報告したらナオヤに告白される
ナオヤ:アヤの彼氏。腐男子
カンナ:マサトの嫁。最近結婚した。腐女子でマサト×ナオヤの絡みを全力で応援する。ミュート禁止
アヤ:ナオヤの彼女。腐女子じゃないためツッコミ役のはずだった
同性同士のキスシーンあり、ハイテンションで駆け抜ける勢いBLコメディです
ぜひ、演者の皆さんのお名前で演じてください
アドリブ大歓迎です〜!好きにしてくださいな!
―本編―
マサト:「お前に言いたいことあんだけど」
ナオヤ:「うん、なに?」
マサト:「俺、結婚した」
ナオヤ:「マジで?!おめでとう!!」
マサト:「ありがとう」
ナオヤ:「じゃあ俺も言いたいことあるんだけどさ」
マサト:「なに?」
ナオヤ:「俺、好きなんだよね。マサトくんのこと」
マサト:「・・・は?」
タイトルコール
カンナ:「旦那が襲われてるってよ!略してだんおそ!」
~間~
マサト:「えっ?友達としてってことだよな?」
ナオヤ:「違うけど?」
マサト:「はぁ?」
ナオヤ:「男として好き」
マサト:「待て待て待て。えっ?は?どういうこと?」
ナオヤ:「そのまんまの意味だけど」
マサト:「だってさ、お前彼女いるじゃん」
ナオヤ:「いるね」
マサト:「で、俺は結婚したって言ったじゃん」
ナオヤ:「言ったね」
マサト:「それで俺に言いたかったことが」
ナオヤ:「お前が好き」
マサト:「おかしくない?」
ナオヤ:「何がおかしいの?」
マサト:「真顔やめて怖いから」
ナオヤ:「ずっとお前のこと好きだったよ?それの何がいけないの?」
マサト:「ダメなことしかないだろ。お前には彼女がいて俺には妻がいる。で、男同士だぞ」
ナオヤ:「今は多様性の時代だよ。同性を好きになることだって普通だって」
マサト:「そこを否定したい訳じゃないんだ。お互い大切にしたい人がいるとこかさ」
ナオヤ:「彼女もお前もどっちも大切にしたいと思ってるよ?だから俺とも結婚しよ?」
マサト:「なんで俺今告白された?それは彼女に向けて言えって」
ナオヤ:「どうやったら俺の気持ち信じてくれるわけ?その可愛い口塞げばいい?」
マサト:「やめろ」
カンナ:「(マサトのセリフをかき消すように)いいよ」
ナオヤ:「いいの?!ありがとう」
マサト:「待って俺いいなんて言ってな(キスされる)んんっ!!」
〜キスの濃さはお任せします〜
マサト:「・・・っふは!お前何してんだよ!!」
ナオヤ:「だっていいって言ったじゃん」
カンナ:「いいよ!!!どんどんやって!!!」
ナオヤ:「ほら!!」
マサト:「どう考えても俺の声じゃねぇって!」
ナオヤ:「マサトの心の声じゃないの?!?」
マサト:「ちげぇわ!!」
ナオヤ:「じゃあ誰の声なんだよ」
マサト:「た、確かに」
カンナ:「ナオヤよ。今、あなたの息子に語りかけています」
ナオヤ:「お、俺の息子に直接?!?」
マサト:「どこに語りかけてんだよ!!」
カンナ:「いいですか。私はあなたの味方です。わかりやすいように同士と呼んでください」
ナオヤ:「はい!」
カンナ:「よく聞きなさい同士よ。あなたは目の前の(※マサトの演者の何か特徴を言う)男が好きですね?」
ナオヤ:「はい!どちゃしこに好きです!!」
マサト:「どちゃしこ?」
カンナ:「ありがとう」
マサト:「ありがとう??」
カンナ:「では、目の前の男を犯す、間違えた襲うことを私が許可します」
ナオヤ:「本当ですか同士?!?」
カンナ:「えぇ本当です。好きなだけぐちゃぐちゃにしなさい」
マサト:「おいおいおい、勝手に話を進めるな」
ナオヤ:「じゃあ許可が降りたから・・・いいよね?マサトくん」
マサト:「よくねぇって!!誰だよナオヤの息子に語りかけてるの?!?てか俺にも聞こえてるからな!!」
カンナ:「さぁ、早くえちえちにぐちゃぐちゃにするのです!!私はこの日を待ちわびてたんだ!!!だから早く犯せ!!!!」
マサト:「やべーやついるって!!ほんとに誰だよこんなことしてるの」
アヤ:「あれー?カンナちゃん何してるの?」
カンナ:「静かに!今旦那が襲われるように仕向けてるから!」
アヤ:「ほんとに何してるの?!」
マサト:「カンナじゃん!!!」
カンナ:「あっ、バレた」
ナオヤ:「ん?おっ、アヤちゃんだ。やっほー」
アヤ:「ナオヤくん!それにマサトくんも!3人で何してるの?」
ナオヤ:「マサトのこと襲おうとしてる」
アヤ:「だから何してるの?!?」
ナオヤ:「アヤちゃん、俺、アヤちゃんも好きだけどマサトくんも本気で好きなんだ」
アヤ:「う、うん?私もマサトくんのこと好きだよ?」
マサト:「アヤちゃん!!今それ言うとややこしくなるから!!」
カンナ:「ひゅーーっ!!モテモテーーー!!さすがあたしの旦那!!」
マサト:「なんでお前は止めないんだよ。止めてくれよ仮にも旦那が襲われそうになってんだぞ」
カンナ:「止めないが??むしろ特等席でガン見するが???」
マサト:「真顔やめろよ怖いって」
アヤ:「えーっと、ほんとに今どういう状況なの?」
マサト:「アヤちゃんは知らない方がいいかも・・・」
カンナ:「アヤちゃん。これはね。薬だよ」
アヤ:「薬?」
カンナ:「いい?男と男からしか得られない栄養があるの」
アヤ:「は、はぁ」
カンナ:「それはね、美容にも健康にも寿命にもいいって証明されてるの」
アヤ:「へぇ!すごいね!!」
マサト:「騙されないで!!きっとどこにも証明されてないから!!」
カンナ:「あたしは最近栄養不足だから今から補うの。アヤちゃんも一緒にこの神秘を浴びよう?」
アヤ:「わかった!」
マサト:「わかるな!!」
ナオヤ:「ほら、アヤちゃんもいいって言ってるからさ。俺とシよ?」
マサト:「何すんだよ怖いってやめろって」
ナオヤ:「まずはさっきの続きだよ」
〜マサトにキスする。濃さはお任せします〜
カンナ:「ふぅーーーーー!!!!!いいぞぉ!!!!激シコだぞぉ!!!!!!」
アヤ:「ちょ、ちょっと待ってカンナちゃん!!なんで2人はキスし始めたの?!」
カンナ:「ん?最高じゃん??」
アヤ:「え?だってナオヤくんは私の彼氏で、マサトくんはカンナちゃんの旦那さんだよね??」
カンナ:「そうだね」
アヤ:「い、いいの?!」
カンナ:「だぁいじょうぶ、大丈夫。ナオヤは私の同士だから」
アヤ:「何が大丈夫なの?」
カンナ:「いいから見てて」
マサト:「おまっ、さっきより、キスながっ・・・」
ナオヤ:「可愛いなぁ」
カンナ:「可愛いよなぁわかるよ」
マサト:「っぷは」
ナオヤ:「もうやめちゃうの?」
マサト:「やめるだろ。だって嫁が見てんだぞ」
ナオヤ:「でもあっち見てみ?」
カンナ:「おい!!!!!!なんで辞めんだ!!!!!そっからが本番だろ!!!!!」
アヤ:「カンナちゃん落ち着いて!!」
ナオヤ:「ブチ切れだよ」
マサト:「あれ、おかしいなあいつ俺の嫁だよな?」
カンナ:「早く抱かれやがれ!!!!!!」
マサト:「欲望がすげぇよ。ちょっと怖ぇよ」
ナオヤ:「俺もマサトくん早く抱きたいんだけど?」
マサト:「逃げたい・・・」
アヤ:「え、えぇっと。マサトくんがんばれー!!」
マサト:「俺の味方どこいった??」
アヤ:「あれ、違ったかな?」
カンナ:「合ってるよアヤちゃん」
マサト:「合ってねぇよ」
カンナ:「同士!!もっとヤっちゃって!!好きなだけ旦那犯して!!あたしが見たい!!!許す!!!!!!」
ナオヤ:「はいはーい。というかマサトくんを今日はお持ち帰りしちゃおうかな」
アヤ:「そ、それはダメだよナオヤくん!!だって今日は一緒にシチュー作るって約束したじゃん!」
カンナ:「ふーーん、ドロドロってわけね、その組み合わせも良い」
マサト:「何を想像してるんだ」
ナオヤ:「大丈夫だよアヤちゃん。後で一緒に白くてドロッとしたもの作ってごっくんしようね」
マサト:「お前さぁ言い方が最低だよ」
アヤ:「あ、せっかくならカンナちゃんとマサトくんもおいでよ。一緒にシチュー食べよ」
マサト:「えっ?いいの?でも、さすがに迷惑じゃ」
カンナ:「(被せて)いぐ!!!」
マサト:「おいカンナ」
カンナ:「だって!!家に行けば美味しいシチューも食べられてここじゃできないことができるんだよ!!!!!行くしかないだろ!!!!!」
マサト:「ごめんアヤちゃん、今すぐカンナ連れて帰るからシチューは2人で楽しんで。じゃないと俺がどうなるかわからないから」
カンナ:「リバでもいいよ美味しいから」
ナオヤ:「俺が下になる?いいよ?」
マサト:「お前らは黙っててくれ」
アヤ:「私はいいですよ?ナオヤくんなんか楽しそうだし、2人が結婚したお祝いもしたいし!」
マサト:「ナオヤ、絶対アヤちゃん幸せにしろよ。あの子いい子すぎる」
ナオヤ:「俺のアヤちゃん可愛いでしょ。あぁいうとこが好きなんだ。でも今はマサトくんをめちゃくちゃにしたいな(抱きしめる)」
マサト:「やめろやめろ抱きしめるな」
カンナ:「普段私を抱くと高いのにナオヤに抱かれると収まっちゃうの最高!!!!!!身長差最高!!!!!ありがとう!!!!!」
アヤ:「カンナちゃん楽しそうだね」
カンナ:「楽しいに決まってんじゃん!!!ずっと待ってたんだよこの日をよォ!!」
アヤ:「旦那さんがキスされたり、抱きしめられたりするのをってこと?」
カンナ:「そう!!!というか私には見せてくれない顔を見たかったんだよ!!!!普段は攻めな男がネコになる瞬間は最高なの!!!!いっぱい啼けよって思う!!!!」
アヤ:「マサトくんは今ねこなの?全然鳴いてないよ?」
カンナ:「これからいっぱい啼くの」
アヤ:「そうなんだ」
カンナ:「ネコになるとね!!普段感じないはずなのに感じちゃうんだよ!!そんで我慢できなくなって啼くの!!!これがいいんだ!!!」
アヤ:「うーん私はわかんないなぁ」
カンナ:「ナオヤが啼いてんの聞きたくない??絶対エロいよ」
アヤ:「どうかなぁ」
カンナ:「はぁーーーー最高。この時間ずっと続いて欲しい白米4杯はいける」
マサト:「離れろって」
ナオヤ:「やーだっ。だって今は俺のマサトくんだもん」
マサト:「いつからお前のもんになったんだよ」
ナオヤ:「カンナちゃんが許可してくれたもん。俺に抱きしめられるのは嫌?」
マサト:「嫌では・・・ない。」
ナオヤ:「マジで?っふふ、嬉しいなー」
アヤ:「あー、でも」
カンナ:「でも?」
アヤ:「ナオヤくんが私と話すより嬉しそうなのはちょっと妬いちゃうかも」
カンナ:「えぇええぇーーーーーヤキモチ妬いてんの!!!かーーーいいねえぇええ!!!」
アヤ:「あんなにガツガツしてるナオヤくん初めて見た。私よりマサトくんが好きなのかな」
ナオヤ:「それはないよ」
アヤ:「ナオヤくん」
ナオヤ:「俺の彼女はアヤちゃんだけだもん」
マサト:「俺を抱きしめながら言ってるから説得力皆無だけどな」
ナオヤ:「でもマサトくんが好きなのも事実だから!!許されるならアヤちゃんもマサトくんも俺のものにしたい!!!!」
マサト:「だから俺結婚してんだって!!!目の前に嫁いんだって!!!!」
カンナ:「いいよ!!!!あげちゃう!!!!」
マサト:「お前!!!!!」
カンナ:「あーでも待って、旦那という肩書きがあるのに襲ったり襲われたりするのも美味しすぎるからやっぱりあたしの旦那でいて」
マサト:「動機が不純」
アヤ:「ナオヤくんは私のこと好き?」
ナオヤ:「好きだよ。大好き」
アヤ:「ふふ、私も好き」
マサト:「ごめんね?俺が間に挟まっててほんとごめんね?」
アヤ:「マサトくんを愛すのはいいけど、ほどほどにしてね?」
ナオヤ:「うん、ドロドロ・・・あっほどほどにする」
マサト:「おい」
ナオヤ:「ごめん、もっこりもっこり」
マサト:「うっかりうっかりだろふざけんな」
アヤ:「・・・ねぇ、ナオヤくん」
ナオヤ:「なぁに、アヤちゃん」
アヤ:「その、変なこと言うんだけどね」
ナオヤ:「うん」
アヤ:「私、ナオヤくんがねこになってるとこ見たい・・・なぁって・・・」
マサト:「えっ」
ナオヤ:「おっ」
カンナ:「私も見たーーーーーーーい!!!!!」
〜場面転換〜
カンナ:「と、いうことでやってきましたナオヤの家!!!」
ナオヤ:「いえーーーい!!!」
カンナ:「白くてドロドロしたあいつ、美味しかったね!!」
ナオヤ:「でしょ!アヤちゃんの手料理美味しいんだよ!!」
マサト:「ちゃんとシチューって言えそこの変態」
アヤ:「えへへ、喜んでもらえたなら何より」
カンナ:「ご飯も食べましたし、メインに入りましょうかねぇ!!同士!!」
ナオヤ:「じゃあ俺はとりあえずシャワー浴びてくればいい??」
カンナ:「おうよ!!」
マサト:「待て待て待て」
カンナ:「ん?」
ナオヤ:「なに?マサトくんも一緒に入る?」
カンナ:「かぁーーーーーーーー!!!!!!それいいな!!!!!そうしよう!!!!」
マサト:「入らねぇよ??」
アヤ:「じゃあタオル2つ用意しとくね」
マサト:「アヤちゃん〜?準備しなくていいよ?なんかアヤちゃん積極的になってない?」
アヤ:「シャワー入るのもナオヤくんがねこになるための準備なのかなって思って」
ナオヤ:「そうだよ。これは必要なことだよ。ちょっと時間かかるかもだけど」
カンナ:「あれじゃん、遅いなぁって思って風呂覗きに行ったらほぐしててそのまま食べられるやつじゃんうっっっわ最高か????」
ナオヤ:「風呂場でそのままぶち込まれちゃうってことぉ?!!」
カンナ:「シャワーの音で聞こえないから大丈夫だよってなぁ!!!!」
ナオヤ:「湯気でガラス曇っていくんでしょ!!!あぁん俺なんで風呂場ガラスにしなかったんだろ!!!!」
マサト:「アヤちゃんごめんね」
アヤ:「何が?」
マサト:「いや、なんかもう、」
ナオヤ:「今からガラス張りにした方がいい??」
カンナ:「最高、金は出す」
ナオヤ:「さすが同士」
カンナ:「その代わり聞き耳立てさせて」
ナオヤ:「もちろん」
カンナ:「うっし!契約成立だな!!」
マサト:「全体的にごめん」
アヤ:「私は楽しいからいいよ〜。2人とも元気だねぇ。お酒飲んでたっけ?」
マサト:「いや、ウーロン茶しか飲んでない」
アヤ:「だよねぇ。っふふすごいなぁ。ちょっと羨ましい」
マサト:「そう?」
アヤ:「大人になってもあれだけ騒げるのいいなぁって」
マサト:「下手したら小学生より騒いでるからな」
ナオヤ:「待ってここの風呂男2人入れるかな」
カンナ:「そんなん繋がって入っちゃえば場所取らねぇって!!」
ナオヤ:「そうだね!!もう俺ら繋がってたね!!」
アヤ:「何言ってるかは分からないけどね」
マサト:「わからなくていいんだよ。というか俺帰ろうかな危ない気がする」
カンナ:「てめぇ今帰るっつったか、ぜってぇ帰さねぇからな。こいつをぐちゃぐちゃにするまで帰さねぇからなぁあ!!!!」
マサト:「ちゃんとこっちの話聞いてんだよ怖ぇよ」
アヤ:「こんだけ口調荒いカンナちゃん初めて見た」
カンナ:「なんかもうね、何も始まってないのに身体が熱いの。これから起こることを想像するだけでヨダレが止まらねぇ」
マサト:「何させる気なんだよ・・・」
カンナ:「ねぇ!!待ちきれないから早くシャワー浴びてきて!!!」
ナオヤ:「わかった。綺麗にしとくね。マサトくん覗いちゃダメだよ」
マサト:「覗かないよ」
カンナ:「覗けよ!!!!」
マサト:「なんでキレてんだよおかしいだろ!!」
カンナ:「覗いてからが本番だろうが!!!」
マサト:「言っておくけど俺脱ぐ気ないからな?やるとしても簡単なことだけだからな」
カンナ:「脱げよ!!!!!!!」
マサト:「うるせぇって」
ナオヤ:「じゃ、シャワーいただきまーす」
〜間〜
カンナ:「何も起きなかった!!!!!!」
ナオヤ:「ずっと待ってたのに!!!!!いつもより丁寧に身体洗ってたのに!!!!!」
カンナ:「すまねぇ、あたしが力不足なばっかりに!!!!!」
ナオヤ:「いや、まだ終わったわけじゃないから。風呂以外でもチャンスはあるよ。あるよねアヤちゃん!!」
アヤ:「え?う、うん 、あるんじゃないかな」
マサト:「ないって言った方がよかったと思うよ」
アヤ:「ほら・・・まだナオヤくんがねこになってるとこ見てないし・・・」
カンナ:「よぉし、アヤちゃんのためにも次に行くぞ!」
ナオヤ:「おうよ!」
カンナ:「私に考えがある。あんたは先に楽園(エデン)で待ってて」
ナオヤ:「それって、まさか!!」
カンナ:「そう。白くてふかふかで、男同士だと狭く感じるあそこだ」
ナオヤ:「俺がいつも間接照明になりたいと願っているあの楽園(エデン)が!実現するってコトォ?!」
カンナ:「必ず実現させる。だからお前は準備してこい!!」
ナオヤ:「わかりました同士!!俺、俺っ!あえて服着て待ってます!!」
カンナ:「あぁ、後で会おう」
ナオヤ:「はい!」
〜楽園(寝室)へ向かうナオヤ〜
マサト:「あいつどこ行ったんだ」
アヤ:「方向的には寝室かな」
マサト:「あーーー。アヤちゃん、俺そろそろ」
カンナ:「逃がさねぇよ」
マサト:「言っておくがお前が望んでることはやらないからな」
カンナ:「まぁまぁまぁ、そう言えるのも今のうちよ。とりあえずシャワー浴びてきて」
マサト:「嫌だが?」
カンナ:「はぁーーー、ワガママな子だねぇ!シャワー浴びるのも嫌なのかい!今流行りの風呂キャンセル界隈在住ですか!!はぁーーーーこれだから若い子は」
マサト:「同い歳だし、若くもねぇからな俺ら」
カンナ:「で、シャワー浴びないんですか」
マサト:「浴びないっすね」
カンナ:「頑固かよ。はぁ、興奮しまくりで喉乾いたわ。アヤちゃん飲み物もらってもいい?」
アヤ:「うん、いいよ〜。マサトくんもいる?」
マサト:「ありがとう頂くよ」
カンナ:「こいつにはウーロン茶お願い」
マサト:「なんでお前が言うんだよ別にいいけど」
カンナ:「あんたの嫁だからね。飲みたいものくらいわかるってわけよ」
アヤ:「はい、どーぞ。2人ともこれでいいんだよね」
カンナ:「うん、ありがとー!!これでバッチリよ!!」
マサト:「ありがとう。(飲む)っ!お前、これっ!」
カンナ:「なんですかー?」
マサト:「ウイスキーだろっ」
カンナ:「ふっふっふ、油断したな」
マサト:「くそっ、なんでっ!」
アヤ:「カンナちゃんにマサトくんにとってのウーロン茶はウイスキーだっていうから用意してたんだけど、嫌だった?」
マサト:「いやっていうか・・・、俺は」
カンナ:「ほら、準備は出来たでしょ。行ってきなよ。楽園へ」
マサト:「・・・ったく」
〜寝室に向かうマサト〜
アヤ:「マサトくん大丈夫?なんか様子変だったけど・・・」
カンナ:「あいつはね、普段お酒飲まないんだよ」
アヤ:「そういえばあまり飲んでるとこ見たことないね」
カンナ:「それはね、」
〜寝室〜
ナオヤ:「はぁーー、これから俺どうなっちゃうんだろ。シャワー浴びたのに変な汗出てきちゃった、もう1回浴びた方がいいかな。や、でも楽園(エデン)に来ちゃったからもう(寝室のドアが開く)・・・おっ、マサトくん!来てくれたんだ」
マサト:「・・・」
ナオヤ:「さぁ、俺のことは好きにしていいよ!!もうほんと!!なんでも受け入れる!!」
マサト:「・・・」
ナオヤ:「マサトくんは脱いだ方がいいタイプ?着てる方がいいタイプ?俺はねー、んふふ、どっちもしゅきなタイプ!!」
マサト:「・・・」
ナオヤ:「マサトくん?」
〜マサト、ナオヤに近付き強引にキスをする〜
ナオヤ:「っ!・・・ん、マサトくんっ!」
マサト:「黙れよ(キスをし続ける)」
ナオヤ:「むぅ、ふぁ・・・」
マサト:「(キスをやめる)」
ナオヤ:「ふは・・・、え、マサトくん・・・?」
マサト:「なに、もう蕩けてんの。そんなに良かったんだ。俺とのキス」
カンナ:「(ドアの隙間から見てる)あいつ、お酒飲むとヤる気スイッチ入るんだよ」
アヤ:「(同じくドアの隙間から)やる気スイッチ・・・すごいね。知らないマサトくんだ」
カンナ:「そんまんま挿入れちゃえ(いれちゃえ)」
アヤ:「入れればねこになる?」
カンナ:「そりゃあもう、激シコネコの誕生よ!!」
アヤ:「わぁ!!マサトくん、い、入れちゃえ!!」
ナオヤ:「俺死ぬのかな・・・」
マサト:「なに?」
ナオヤ:「いやっ、こんな、こんなご褒美を現実でもらってもいいんですかっていうか!アヤまであんなに反対してたマサトくんがここまでオラついてるのが美味しすぎるというか」
マサト:「ふーん、ずいぶん余裕あんだな」
ナオヤ:「全然ないけど?!前頭葉が一切働いてないから思ったこと全部口に出ちゃうんですけど!!ストッパーゼロよ!!俺今、身体綺麗にして良かったなって心から思ってるし、でもこうなるなら歯も磨けばよかったって思ってるとこなんですけどぉ?!」
マサト:「うるせぇな(ベッドに押し倒す)」
ナオヤ:「わっ・・・!」
マサト:「お前は何されたい?」
ナオヤ:「えっ、この流れで欲望を聞いてもらえるんですか。優しすぎません大好き」
マサト:「質問に答えろ」
ナオヤ:「はぅ、め、めちゃくちゃにされたいです」
カンナ:「うわーーーー!!!!親の顔より見たし聞いたセリフきちゃーーーーー!!!」
アヤ:「・・・」
カンナ:「さぁ!どうすんの!どうめちゃくちゃにすんの!!」
マサト:「・・・目、閉じろ」
ナオヤ:「う、うん!」
マサト:「・・・手、入れるぞ」
カンナ:「はっ?!もう!もう入れちゃうの!!?大胆じゃん!!」
ナオヤ:「い、いいよ。入れちゃって。・・・ひゃっ、マサトくんの手、冷たい」
マサト:「お前、熱すぎない?」
ナオヤ:「だって、こんな・・・ん、ドキドキするに決まってんじゃんっ」
マサト:「あっはは、心臓めちゃくちゃ早ぇの。俺で興奮するなんて変な奴」
ナオヤ:「するに決まってるって。好きな人にっ、こんなことされたらっ」
マサト:「望んでたんだろ?」
ナオヤ:「んぁ・・・!ちょっとっ、優しくなぞならないでっ」
マサト:「やわすぎ・・・こんなんじゃアヤちゃんにかっこつかねぇよ?」
ナオヤ:「いまは、アヤちゃんはかんけーないっからっ」
アヤ:「・・・あれがねこになったナオヤくん」
カンナ:「やべぇ。いつもは自分が相手だから余裕ないけど、旦那が攻めてんのを外から見れんの楽しすぎる。相手がナオヤなのもやべぇおほほほほ」
ナオヤ:「俺、おかしくなりそうっ」
マサト:「腹触ってるだけなのに?」
ナオヤ:「だからっ!優しく触んなっ・・・って!」
マサト:「面白いなお前」
アヤ:「お腹触ってるだけなのになんだかえっち・・・。これが男と男からしか得られない栄養・・・。あんなナオヤくん見たことない。今日はみんなの知らない一面をいっぱい見てる気がする」
カンナ:「ナオヤから出てくる言葉が、ずっと好きの気持ちを隠してたのに気付かれちゃって攻められるのは嬉しいのに素直になれない純真受けなのも最高すぎる。さらに下に手を伸ばせよ、腹で満足すんなよわかってるよなぁ?!」
アヤ:「こんなカンナちゃんも見たことないな・・・」
カンナ:「そろそろ腹じゃ物足りなくなってくる頃ですよねぇ!!そうですよねぇ!!」
ナオヤ:「ねぇ・・・マサトくん・・・」
マサト:「なに?」
ナオヤ:「もっと別の場所とか・・・触っていいんだよ・・・」
マサト:「どこ触ってほしいの」
ナオヤ:「そ、それはっ」
マサト:「当ててあげようか。お前の触ってほしいとこ」
ナオヤ:「へっ?!」
マサト:「(ナオヤにキスをする。徐々に舌が入っていく)」
ナオヤ:「んぁ・・・」
マサト:「(満足するまでキスをして)・・・油断してただろ」
ナオヤ:「ひゃい・・・とっても・・・」
マサト:「じゃあ、こっからが本番だな」
ナオヤ:「へ・・・?」
マサト:「あっちぃから脱ぐぞ」
ナオヤ:「はわ・・・いい体が目の前に・・・」
マサト:「俺の事、楽しませろよ」
ナオヤ:「は、はい!!喜んで!!」
カンナ:「ありがとう!!ありがとう!!今夜は赤飯だ!!」
アヤ:「シチュー食べたのにまだ食べるの!?」
カンナ:「大丈夫。まだいける。今なら何杯でもいける!!身体がずっと熱いからご飯炊けるかもしれない!!これがほんとの自炊?!」
アヤ:「あっ、マサトくんが動き出したよ!」
カンナ:「なにすんのなにすんの!!!」
~マサト、ナオヤの上に倒れるように覆いかぶさる~
ナオヤ:「っ!ずっごい近くでマサトくんを感じてる。体格差を感じてる!」
マサト:「・・・」
ナオヤ:「はぁ・・・はぁ・・・!落ち着け・・・!落ち着け俺・・・!こっからどうなろうともうそれは楽園(エデン)!まじで死ぬかもしれん」
マサト:「・・・」
ナオヤ:「(ドキドキしている)」
マサト:「・・・」
ナオヤ:「マサトくん?」
マサト:「すー・・・、すー・・・」
ナオヤ:「あれ?!まさか寝てる?!おーーい、マサトくん」
マサト:「(寝息を立てている)」
ナオヤ:「寝息も可愛いね。・・・じゃなくて!」
カンナ:「あー、寝ちゃったかーー!!!!くそう!!!!!いいとこだったのに!!!」
ナオヤ:「同士!これどういうこと!こっからめちゃくちゃにされるんじゃないの?!」
カンナ:「こいつ、突然電池切れるの。そしてしばらく目覚めない。ウイスキーは強すぎたか・・・」
ナオヤ:「じゃ、じゃあ俺はずっとこのままってこと?」
カンナ:「起こしてもいいけど、寝起き悪いから首絞められる可能性あるけどいい?最悪死ぬよ」
ナオヤ:「首絞め?!それはそれでそそられる。マサトくんになら殺されてもいいかもしれない」
アヤ:「よくないよ?!」
カンナ:「あと、この状態は美味しいので起こしたくないし彫刻で欲しい。とりあえず写真撮るね」
ナオヤ:「わかる。俺は攻めの顔してればいい?受けがいい?」
カンナ:「同級生がこの状態で寝ちゃってどうしよう、でも今なら独り占めにしてもかまわないよね顔でお願い」
ナオヤ:「俺の考えてることすぎてやばい、思考洩れてる?」
カンナ:「脳内Bluetooth繋がってるからあたしたち」
ナオヤ:「さすが同士」
カンナ:「あーーー!!いいよ!!!その顔最高だよ!!!」
アヤ:「わあ、流れるような撮影会が始まっている」
カンナ:「完璧だな。このカップリングを眺めることができるなんて最高すぎる。色々満たされたありがとう二人共!」
アヤ:「どういたしまして?」
ナオヤ:「同士!あの!」
カンナ:「なに!」
ナオヤ:「俺、とっても幸せなんですけどちょっと困ってることあって!」
カンナ:「なによ!」
ナオヤ:「マサトくんの寝息が首に当たってくすぐったいのが一つ、」
カンナ:「あんなにオラついてるのに、寝るときは静かなのかわいいよね」
ナオヤ:「このままだと俺が寝れない可能性が大きいってのが一つ、」
カンナ:「私も寝られる自信ない。目バッキバキだもん」
ナオヤ:「あと一番は、俺の息子が元気になってるけど何もできないってのが辛いっていうか」
カンナ:「バカ野郎、放置プレイと思えばいけるって」
ナオヤ:「なるほど?!天才か!?」
カンナ:「苦しさと幸せを同時に感じるなんてなかなかできないって。全部味わっとけって!」
ナオヤ:「わかった!俺!この幸せをかみしめるね!」
カンナ:「おうよ!」
~間~
~次の日の朝~
マサト:「うぅん・・・。あれ、俺いつの間に寝たんだ・・・。・・・ん?」
~周りを見渡すと、寝ているカンナとアヤ。そして隣で寝ているナオヤ~
マサト:「えーーっと。思い出せ。俺が何したか思い出せ!てか俺上半身裸なんだけど?!は?上半身裸で隣にナオヤがいるってことは・・・
おい!!!ナオヤ!!起きろ!!」
ナオヤ:「むぅ・・・そこはだめだよぉ・・・」
マサト:「ぜっんぜん起きる気しねぇ。おい、ナオヤってば!!」
アヤ:「ん・・・、マサトくんおはよう・・・」
マサト:「アヤちゃんおはよう。あの、昨日俺って何してた?」
アヤ:「んー?ナオヤくんのこと楽しませてたよ」
マサト:「ど、どういう風に・・・」
アヤ:「お腹触ったり、キスしたりしてた」
マサト:「・・・まぁじで」
アヤ:「うん。それで「俺の事、楽しませろよ」って言って寝た」
マサト:「そんなこと言ったの?」
アヤ:「うん、見たことないマサトくんだった」
マサト:「記憶にねぇな・・・」
アヤ:「ウィスキー1杯であそこまでなるんだね。知らなかったよ」
マサト:「・・・ごめん」
アヤ:「なにが?」
マサト:「酒の勢いとはいえアヤちゃんの大切な人に変なことして・・・」
アヤ:「・・・。あっははっ!謝らなくていいよ!みんなの知らない一面見れて面白かったし!」
マサト:「・・・そう?面白いかな・・・」
アヤ:「外では飲まないように気を付けてね」
マサト:「はい、気を付けます」
アヤ:「二人共起こそっか」
マサト:「こいつ起こしたらすぐ帰るから」
アヤ:「朝ごはん食べていけばいいのに。昨日のシチューまだあるよ」
マサト:「いや、たくさん迷惑かけただろうしこいつに説教しないといけないから」
アヤ:「そっか。じゃあまた遊びに来てね」
マサト:「うん。・・・ほら、起きろ!!(思いっきりカンナを踏む)」
カンナ:「ぐえっ」
マサト:「いつまで人様の家で寝てんだ!帰るぞ!」
カンナ:「・・・朝に一発ヤっとかなくていいの?」
マサト:「ヤるわけねぇだろドスケベ女!ほら、帰るぞ!!」
カンナ:「ふぁ~い」
マサト:「じゃ、お邪魔しました。そしてご迷惑をおかけしました」
アヤ:「全然!楽しかったよ!」
マサト:「お前も謝れ」
カンナ:「えぇ~!あたし何もしてないよ!!」
マサト:「お前のせいで色んな事が起きたんだろうが!!」
カンナ:「あたしは楽しかったから満足だし!」
マサト:「お前なぁ!!」
アヤ:「ふふ、仲良しだね」
カンナ:「これでも夫婦なんでね」
マサト:「結婚する相手間違ったかな・・・」
カンナ:「おっ!なによ!ナオヤと結婚する?!いいよ!!」
マサト:「するかバカ!ナオヤにはアヤちゃんがいるんだから!」
カンナ:「じゃあ、あたしのとこにいるしかないね」
マサト:「そうだな。どんなことがあってもお前と別れる気はねぇよ」
カンナ:「おぅえ・・・」
マサト:「なんで吐いた?!」
カンナ:「突然の砂糖に胃がびっくりした・・・」
マサト:「お前いい加減に慣れろよ・・・」
カンナ:「好きな男にそんなこと言われてみろ!吐くだろ!」
マサト:「吐かねぇよ。・・・ほら、帰るぞ」
カンナ:「はいはい」
マサト:「じゃあ、俺らはこれで。昨日は本当にありがとうね」
カンナ:「ありがとう!おかげでいい栄養を摂取できた!」
アヤ:「うん、私も楽しかったよ。また遊ぼうね」
マサト:「昨日みたいなのは勘弁だけどな」
アヤ:「ふふ、そうだね」
カンナ:「えぇーーー!!たまにならいいじゃん!!月に4回くらいさぁ!!」
マサト:「週1ペースじゃねぇか!嫌だよ!!」
カンナ:「じゃあ月2!月1でもいいから!!」
マサト:「嫌だっての!こうしてると帰れなくなるから行くぞ!」
カンナ:「じゃあ帰ったら夫婦会議しよう」
マサト:「ぜってぇやだ」
アヤ:「二人共!」
カンナ:「ん?」
アヤ:「こんなタイミングで言うのも変なんだけど・・・、結婚おめでとう。末永く幸せにね」
マサト:「あぁ、ありがとう。こんなうるさい妻だけどこれからも仲良くしてやって」
カンナ:「あたしの旦那は最高だから、ナオヤが寂しそうにしてたらいつでもこいつ召喚してね」
マサト:「お前なぁ!」
アヤ:「うん、寂しそうにしてたら呼ぶね。もちろんカンナちゃんも一緒に」
マサト:「アヤちゃん?!」
カンナ:「さっすがあたしの親友!わかってる~!」
アヤ:「それじゃあ、またね」
マサト:「うん、お邪魔しました」
カンナ:「お邪魔しました~!」
~二人を見送るアヤ~
アヤ:「ナオヤくん。朝だよ、起きて」
ナオヤ:「うぅーん。あさ・・・?」
アヤ:「朝だよ」
ナオヤ:「・・・。あれ、マサトくんは?」
アヤ:「さっき帰ったよ」
ナオヤ:「そっかぁ・・・」
アヤ:「ねぇ、ナオヤくん」
ナオヤ:「なぁに?」
アヤ:「昨日は楽しかった?」
ナオヤ:「うん!すごく楽しかった!めちゃくちゃ興奮した」
アヤ:「そっか・・・」
ナオヤ:「んー。どうしたのアヤちゃん」
アヤ:「いや・・・なんでもない」
ナオヤ:「嘘だ。何か言いたいことある顔だもん」
アヤ:「・・・」
ナオヤ:「教えて?」
アヤ:「・・・昨日のナオヤくん、私の知らない顔してた。それがなんだか嫌だった」
ナオヤ:「もしかしてヤキモチ?」
アヤ:「・・・そうだよ!ヤキモチだよ!悪い!?」
ナオヤ:「ううん。悪くない。俺嬉しいよ」
アヤ:「なんで?友達と楽しそうにしてるナオヤくん見てヤキモチ妬くとか最低じゃん」
ナオヤ:「最低じゃないよ。だって、それだけ俺の事を好きでいてくれてるんでしょ?嬉しいよ」
アヤ:「ねぇ、ナオヤくん」
ナオヤ:「なぁに」
アヤ:「私以外にはあんな顔しないでほしいって言ったら嫌だ?」
ナオヤ:「それも嬉しいかも。大丈夫、アヤちゃん以外にあんな顔も声も見せないから」
アヤ:「ほんと?」
ナオヤ:「ほんと!あ、でもマサトくんに言われたらやるかも」
アヤ:「んもう!!!」
ナオヤ:「うそうそ。もう俺からなにかするってことはしないよ。だって俺はアヤちゃんが一番好きだもん。マサトくんのことは友達として好きだけどそれ以上になることはないからね」
アヤ:「本気で好きって言ってたよね?」
ナオヤ:「好きだよ。マサトくんもカンナちゃんも本気で好き。俺の大切な友達だもん」
アヤ:「ずるい言い方」
ナオヤ:「ほんとのことだもの。でも、アヤちゃんは世界一好き」
アヤ:「ほんとかなぁ。私のどんなとこが好き?」
ナオヤ:「んー、顔」
アヤ:「顔だけ?」
ナオヤ:「顔以外も好きだよ。ヤキモチ妬いちゃうとことか、(アドリブでもう一つ好きなとこを言う)」
アヤ:「んふふ、ありがと。私もナオヤくんのこと好き」
ナオヤ:「うわぁ、可愛い!食べちゃいたい~!」
アヤ:「男に食べられてた人に食べられるのはなぁ~」
ナオヤ:「じゃあ俺の事食べる?」
アヤ:「・・・いいの?」
ナオヤ:「あら、意外な反応」
アヤ:「言ったね?」
ナオヤ:「うん、今日の俺はアヤちゃんだけのものだよ」
アヤ:「いつも私だけのものでいてっ!(ナオヤを押し倒す)」
ナオヤ:「わっ!」
〜見つめ合う2人〜
アヤ:「マサトくん、こんな景色だったんだね」
ナオヤ:「どう?いつもと違う景色は」
アヤ:「いいね。でも余裕そうなのはずるい」
ナオヤ:「今すっごくドキドキしてるけど?」
アヤ:「私で興奮してる?」
ナオヤ:「してる」
アヤ:「ふふ、えっちな人だ。ねぇ、ナオヤくん」
ナオヤ:「なに?」
アヤ:「あなたがネコになってる顔もっと見たい。もっとめちゃくちゃにしたい。だから(キスをする)」
ナオヤ:「ん・・・」
アヤ:「今からいっぱい可愛がってあげるね」
ナオヤ:「おっと、これは大変なことになりそうだ」
アヤ:「ふふ、私のこと、楽しませてね?」
~終わり~
だんおそ 菜乃花 月 @nanohana18
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