飽きた1

@kurorekisida

第1話 エピローグでプロローグ

 その違和感が生まれたのは夏だった。

いつも道理の、いつも道理ではいけない日常。

不登校である自分に飽きていた頃、ある違和感が生まれた。

気づいたのは風呂だった、ふとした違和感。

(だれかに見られている)

最初はそんなものだ。幻聴は前からあった。同じような物だ。それでかたづけられるものでもなかった。

(だれかに思考を見られている)

それは日常の刺激として甘く見て良い物ではなくなった。朝起きる度、なにかしようと決心する度、それは自分に縋り付いてきた。

(もううんざりだ、やめてくれよ...)

心でつぶやいてみたが反応はない。当たり前だ。そこは現実で、科学で解明されてないことなんて頭のなかくらいしかないのだから。原因を考える暇は無かった。

それは頭をゆっくり着実に浸食していた。

日に日に、こんな自分に嫌気がさしてきてくる。

(自分はとんでもない屑だ...これ以上の屑になる前に早く死ななければ...)

思いつくまでは早かった。行動に移すのは遅く、少し怖かったが。

悲しむ人はだれもいない。この4年、だれとも笑顔を向けて話せなかった。

贖罪の時がきたのだ、嬉しかった。

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そうして僕は、死んだ、、、はず。


「だったかな?よく覚えてないや」


「自分の事も忘れたのか君は」


「うん。一度死んで頭の中もすっきりしたのさ。まぁ、こうして意識があるのも不思議なことだけど」


「そっちの世界では精神を病んでたから、少しんだよ」


「?なんのことを言っているの?」


「さあ?ところで、私が誰か聞かなくていいのか?」


「人の名前には興味が無いんだ。ごめんね聞いてあげれなくて」


「変な奴だな。じゃあ自己紹介ぐらいしたらどう?」


って言ったじゃないか。あ、挨拶はしてあげてもいいよ?初めまして、僕です。」


「礼節を欠いている、な。誰からも教わらなかったのか?私もある程度しか君のことを把握していないのだ。」


「...この世界はいつになったら終わるの?そもそもここはどこ?」


「その疑問が出てくるのが遅いんじゃ無いのか?説明してやろう...私にも分からん。ふふふ。ここは王族の玩具のひとつなのだ。そして私はまだその教育を受けていない。●道具の授業で出るらしいな。それで...」


「ちょっとまった今なんて言った?」


「あ!失礼。そっちの世界に無い言葉だったか。」


「世界?パラレルワールド?」


「ぱられる...?どういう意味だ?」


「パラレルワールド(平行世界)のこと?」

なにか、音がした。金属がこすれるような音。

「え?なにかした?」


「はぁ、これだから●●●の者は...時間がないな」


「え?また意味がわからっっっっっ.......え?」

頭を捕まれた気がした。目を見られている気がした。でも、心地よかった

「白髪の、7ミモくらいのかわいい男の子が僕だ。待ってるよ。」


「は?」


視界が暗転した。意識はある。あ、やっぱりなくなるかも。妙に眠い。こういうときはね、痛みを与えられると...って意識だけだからできない...や...


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初めてで何書けばいいかわかんないんだけど笑

文字数も少ないし





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