第2話

好きな人と過ごすだけで良いと思えたけど、それでも電話よりは会話少ないことに悲しさを与えてしまい、好きな人はないてしまいました。

すぐに寝てしまう、好きな人も疲れているのだとわかっていたけど、やっぱり会話が少ないことに寂しさを感じていたらしく、泣きながら私に言うのである。

確かにいつも多忙だったし、電話ばっかりの日々、たまに会えても寝てしまうのが早い。そんな日々に寂しさを感じていたのは仕方ないことでも、毎日の辛さをたった一日に集約してるのにこの仕打ちは悲しいと感じるのは私も分かる。

抱き合いながらなんですぐに言わなかったの?

というとだって私のわがままだもんと、好きな人は言う。

私は知らず知らずに傷つけていた。

ようやく再会して、それまで諦めていた事を好きな人とまた歩もうとしていたのに、日々の忙しさにかまけて忘れていた感情があったかもしれない。


この人は昔から知ってるから裏切らない

私をすてない

お金も盗まない


その安心感から大切な何かを私は忘れていたのかもしれない。


私は抱き合った。

帰りたくない夜を過ごす。


夏は思い出の日光にいこうね。




限りなくぼかして書いているブログのようなものより

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