第3話 働きたくないというあなたへ
今既に限界まで疲れているのかもしれません。
働くという事にいいイメージが無く希望が持てないのかもしれません。
別に働かなくていいのに「仕事をしなければ」と思っている場合もあります。
働くというと、求人広告を一生懸命見て「良さそうな仕事が無い」と凹んだりしますね。
どうせ働くなら長く続けられるところで、少しでも条件がいいところで・・・と思って探していて、ますます見つからなくいという事もあるかも知れません。
今どうしようもなく生活に困窮しているのか、そうではないのかというところでも、やる事は変わってくるかと思いますが・・・
どちらにしても「何としても働かなければいけない」という強迫観念や、「自分は働いていない」という謎の罪悪感のようなものは手放した方がいい事は間違いないです。
人間以外の存在達は「仕事をしなければ」とは思っていません。
宇宙全体から見ると狭い範囲で、この地球上に存在する生物だけに限ってみても「何かお金を稼げる仕事をしなければ」と思っている生物は人間
以外に居ません。
もっと狭い範囲で人間だけに限って考えても、そういう思考を持つようになったのはいつからでしょうか。
今のような形態の「働く」ということが一般的になったのは、人類の歴史から考えても、つい最近の事です。
それまでは、ほとんどの庶民の生活は、日常の暮らしが全てでした。
どこかへ勤めてお給料をもらうとかではなく、衣食住、日々生きていく中での作業です。
住居やその周辺を掃除して綺麗に保ち、狩猟や採集で食材を手に入れ、火を起こし、水を汲み、料理をし、風呂を沸かし、洗濯をし、子供を育てるといった事を、近くに居る人で協力し合ってやっていく形でした。
その中に工夫が生まれ、楽しみもあり遊びもありました。
江戸時代、一般庶民が生活中に美意識を持っていたのは、他国の人が珍しがる日本独特の文化でした。
働くという言葉を無理に使うとすれば、これも働いているという事ですね。
体を動かして何かをするという事を働くと呼ぶのならば、それはある程度必要かも知れません。
肉体を持つという体験をしに来たという事は、その面倒な事をやってみたいと思って来ているわけで・・・
何もしなくても良くてずっと寝ていてもいいと言われたら、それはそれで楽しくないはずです。
「自分はずっと寝ていたい」という人は、肉体的に限界まで疲れているか精神的に疲れて病んでいるかですね。
元々は、日常の中にも遊びがありました。
今は遊びというとすでに形になって提供された物が多くて、お金をかけなければ遊べない、楽しめないという状況が出来ています。
働くというと何か仕事をしてお給料をもらう事で、そのお金を使って生活し、遊ぶというと残ったお金の中からまたお金を払って・・・このループです。
「何か仕事をしなければいけない」というのが、今の世の中のほとんどの人が思っている事です。
「働かざる者食うべからず」と言われていたり、何らかの仕事をしてお金を稼いでいない事は怠けている事だと思っている人も多いようです。
何らかの仕事をしてお金を稼ぐという事をしていなくても、今特に生活に困っていない人も居ますが、そういう人でさえ「働いてないとなんか落ち着かない」「周りの人から何か思われるかも」と言ったりします。
家事や子育てで忙しい人も「働いてない」と人から言われたり、自分でもそう言ったりしますね。
現代の人間だけか持っている何とも奇妙な価値観です。
こうなっているのは、学校教育や、メディアからの刷り込みの影響が大きいですね。
今の世の中のシステムで一般庶民より上の立場に居る人達にとっては(本当は上も下も無いのですが)庶民が全員身を粉にして働いて、税金を沢山納めてくれればいいですよね。
精神的肉体的に疲れ果てて、重く苦しいエネルギーを沢山出してくれると
そのエネルギーで元気になる存在も居ますし。
それに加えて、税金はどんどん上がっていく、物価はどんどん上がっていく、賃金は上がらない→長時間働いても貧しい。生きているだけで精一杯で楽しむ余裕など無い という状況で「さあ仕事を探して働かなければ」と思っても、この状況を考えると気持ちも重くなりますね。
仕事をしてお金を稼ぐという事をしていなくても、今特に生活に困っていないという人はそれでいいと思います。
日常の暮らしの中でもやる事は沢山ありますし、それをこなしつつ、その中から楽しみや遊びを見つけていくのは一昔前の感覚ですね。
今の日本より、ずっと豊かな気持ちで生きられると思います。
何でわざわざしんどい事をしないといけないのでしょうか。
そこまでの余裕は今無いという人でも、お金を稼ぐための仕事(パートやバイトも含め)をしないと生きていけないという思い込みから一旦離れて、そのループから離れようと思ったらどうしたらいいかを考えてみるのもありだと思います。
実際、お金を稼がなくても自給自足で生きている人は日本にも居ます。
生活するための支払いがいっぱいあって、まるで支払いをするために生きている感じになっていないでしょうか。
そうなると日常の事をやる時間がなくなり、心に余裕が無くなり、生活もだんだん荒んできて、居住空間はゴミだらけという事にもなってきます。
窓を開けるのも面倒で換気さえしていないとか。
そうなると、健康面にも悪影響が出て医療費がかかり更に支配いが増えるという地獄のループに入ってしまいます。
日々目に映る居住空間の状況が、あなたの人生というドラマの舞台という事になるので、それに相応しいストーリーを無意識に思考して作ってしまう事にもなります。
一旦立ち止まって、ものすごく疲れているならとりあえず休んで、そのあとは、自分の人生の舞台となる居住空間を整えてみるのはおすすめです。
引っ越しを希望しているにしても、今見ているものがどうかによって未来は作られていくので。
自分は何をしに来たのか、人生のストーリーはどんな感じにしたいのか、何となくでもいいので考えて、それに相応しい場所を作ってみます。
別にお金をかけなくても出来ることは沢山あります。
自分の服装や持ち物も、特にお金をかけなくても「こういう人生のストーリーにしたいから、その主役ってどんな感じ?」と思って考えてみると元気も出てきます。
生活空間→日常生活→自分のやりたい事→どうしてもお金が必要なところはどこ?月にどれくらい?→お金をかけずに工夫できるところは無い?
自分にとって必要ないところにお金使ってない?→それだとこれくらい要る。今のところは。
自分が得意なことはこれだから、その中で何かやれることは?
そこまで考えて初めて仕事を探しみて、長期間とか保証とか関係なく、何なら一日だけのバイトでも、この種類の仕事がやれそうか試すという意味でやってみるといいかもしれません。
在宅で出来る仕事や季節限定のバイトなどもありますし。
あなたのできる事、得意な事を「自分はこれができます」と、周囲に向けてアピールしておくのもありですね。
SNSを通じてでもリアルでもいいですし。
ついでに価格も出しておくと、人から見ると頼みやすくなります。
個人的に誰れかから依頼が来て、一件引き受けたらそれはもう仕事になります。
老後や将来の不安は要りません。
それを考える事で更に苦しさを引き寄せるだけなので。
今住める場所があり、今日食べられたなら、その事にフォーカスして「出来た」と実感する方がよほど運勢が上がります。
支払いの事ばかり考えて「苦しい苦しい」「出来るなら働きたくない。でも仕事しないと」という追い詰められた気持ちで嫌々仕事を探していると、その思考によってろくでもない仕事先を引き寄せてしまったりするので・・・立ち止まる数日間があるのと無いのでは全然違ってきます。
たとえ食べる物が今日なくても、数日間食べなかったぐらいで命に関わることは無いですし。
仕事より日常生活の方を先に考えられたら、今まで買ってきていたのを自炊に変えただけで必要な金額は減り健康にもなります。
「この人生で、支払いに追われて身を粉にして働くという経験を一生したい」と思って来ている人は、本当は少ないと思いますが・・・
少しずつそうなっていって気がついたらそういう今があるという場合、まず立ち止まって、方向転換していけば大丈夫です。
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