心情記憶の森

碧科縁

ジャンル選びに悶々(1)

 こんにちは、あるいは、こんばんは。

 妄想王国の隅っこに生息するへっぽこもの書き碧科縁です。


(妄って、すごい字ですよね、複雑。まあ、この手の漢字は大抵そうですけれど)


 小説家になろうとカクヨムで同時連載していた小説を完結させて数日。普段使わない神経を酷使して力尽き、移ろう景色を切り取る窓に向かってため息を漏らし、ただ機械的に仕事をこなし、休日には思い切り惰眠をむさぼっているところですが、道中その他、気になった些少さしょうつづっていこうと思います。記憶からこぼれ落ちる前に。続くかどうか分かりませんが。


 すべては個人の雑感です。というか、半ば愚痴に近いです。根拠薄弱の糧にならない垂れ流し。私の無知ぶりも切にご容赦を。


 ああ、帰らないで。もう少しだけ寛容なところを見せてくださいな。



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 題目の通り、まずは一等大きい箱から、ということで、小説の投稿ジャンルの選択についてです。




 ウェブ小説サイトへ投稿される諸兄姉の皆さまはジャンルをどのように選んでいるのでしょうか。気になります。


 そんなの自明じゃないか。それすら決めないで漠然と書いとったんか?


 はい、そうです、そうなのですけど、そこがね、私的には、複数ジャンルに該当、そびえ立つ山々の狭間はざまに捕らわれたニッチというか、テンプレ王道に背を向けて歩くさすらい人ゆえ、すっきりこれよとならないのです。


 適当でいいんだよ。自分の想ったところに置きゃあいい。誰も他人のことなど気にしちゃいないから。自意識過剰じゃないの?


 分かっているんです、それ性格ですから。心配性の私としては、事前に知識をいろいろ仕入れました。虚々実々の論説に真偽取り混ぜて。ジャンルエラーでさえなければ、対策のためでなければどうでもいい。それでも迷います。




 ああ、肝心なことを言い忘れていました。


 完結させた物語ですが、序章たる短編と連載本編からなり、どちらも、小説家になろうではハイファンタジー、カクヨムでは異世界ファンタジーとしています、今は。微妙な言い方ですが、その訳は後ほど。


 最初に宣言すると、私は自分の書いたものがサイエンスファンタジーだと思っています。少なくとも、そう思いながら書き続けてきました。純粋なファンタジーではないし、いわゆるSFファンタジーでもなく、もちろんピュアなSFにはかすりもしません。


 そこまで自己分析できているんなら何の悩みもないじゃん? また、自分の書いているものが何かも分からんぽんこつかと思ったよ。


 はあ、そうなんですけど、でも、このジャンルは選択肢にないですから。あれば即決ですよお。

 で、初投稿する段になり入力するところで迷いました、何日も。どれにするかなあ……。毎度ながらロスタイムが長すぎます。短き人生を無意味に削りまくっています。




 ストックは十分すぎるほどめた。しかし、あらゆる場面でぐるぐる迷うさがを持つ私は決して即断できないから、じ気づきいつまでたってもスタートできないのです。

 そういえば、小説投稿サイトに上げるに至るだけでも紆余曲折、なけなしの勇気を振り絞りました。このあたりはまた別の機会に。


 少なくともファンタジー要素はあるから、ファンタジーにするしかないでしょ。決して理論武装できているSFじゃないし。


 やっと第一関門突破で、次なる課題は二者択一。


 小説家になろうならハイかロー、カクヨムなら異世界か現代。両方に投稿しようとしているのだから、どちらにも当てはまるジャンルでなければならない。

 両者、微妙に違うけれど、現実世界を舞台にしていればローか現代、それ以外は全部ハイか異世界でいいんだよね? 違うんだっけ?


 最初は、自分が生きているこの地と同じような世界設定だからローでいいんじゃないの、と考えました。しかし、雰囲気はライト文芸っぽいところも多分にあると思っているし、展開はめっちゃヒューマンドラマと称せないこともない。


 考えれば考えるほど、スパッと割り切れません、日々悶々もんもん

 ジャンルはカテゴリーと異なりとてもあいまいなのです。主観的すぎます。自由すぎるのが逆に不自由で。


 何を言うとるんや。


 まあ、ヒューマンドラマを主柱に据えると見せかけるのもどうかだし、主題はファンタジーということは確か。さあ、駒を次に進めようぜ。



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だらだらと垂れ流してしまいました。ここまで読んでくださった方、辛抱強いです。尊敬します。

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