新年早々、創作論を書いています
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
皆さん、年末年始はゆっくり過ごせましたか? 仕事があった方は、お疲れ様です。私はというと……創作論のネタを探していました。もちろん、執筆の合間にです。いつの間にか、創作論を考えているんですよ。こればかりはしょうがないです。そんなこともあり、一月中のストックが出来上がりました。
創作論というと「三幕構成」などが重要だと言われます。創作の基本だからです。しかし、そういった類のものは書籍が出ていますし、ネットサーフィンすればいくらでも出てきます。ですから、カクヨムでは、独自の創作論が読まれるわけです。「いかにして読まれるか」「埋もれないためには」をテーマに創作論を書いている理由です。以前、「カクヨムの創作論は、小説の基本すら書いていない」という批判を見かけました。もっともなご意見です。しかし、何事にも需要と供給があります。私は需要がある限り、今のスタイルで書き続けます。
去年の十月から創作論を書いて気づいたことがあります。他の創作論を読むと、「PVを増やすには」「人気になるには」をテーマとしています。私の創作論でも既に扱っています。ただ、一つ違うと言えるのは「システム面からアプローチしている」ということです。
カクヨムには「近況ノート」や「自主企画」など、様々な要素があります。これらをシステム面から見ると、どうすればライバルよりも有効活用できるかが分かります。例えば、近況ノートは、新着欄に載ると冒頭80文字が表示されます。ですから、冒頭80文字に重要な情報を詰め込むのが鍵を握るのです。こうして分析すると、ワクワクしますね。システムエンジニアに憧れていた影響でしょうか。
システム関係で言うと、カクヨムでも「回遊率」が鍵を握っていると考えます。一言でまとめるなら「いかにして、自作を一人の方にたくさん読まれるか」です。ある小説を読んだ方が「他の作品も読みたい」と思ったときに、こちらへどうぞと誘導するのです。本エッセイは創作論に書くには及ばない内容を書いています。裏話などですから。一方で一つの戦略もあります。先ほどの「回遊率」を高めるためです。エッセイを読んだ方に、自作や創作論を読んでもらうためでもあります。そうはいっても、このエッセイの読者は少ないでしょうから、効果は期待できませんが。
エッセイでは裏話を書くのを目的としていますが、結局は創作論のようになってしまいました。しょうがないですね、これは。改めて、今年もよろしくお願いします。
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