8枚目~当たり前のことを言うのは難しい~

相手CPはシバラクからの10BPを前に、少しのローディングを挟むとさっさと行動を始める。


Rec.フェイズ(CP手札5枚→6枚)

CP:『間瀬木』タップ G値7

CP:タクティクス『フライングレシーブ』発動

効果:Rec.;G値+5 発動時にタップした選手カードに『バインド(効果使用不可、次の自分Rec.アンタップしない)』を付与する このフェイズの判定は『B返球』となる

→G値7+5(Rec.)-BP10=2 判定:『B返球』


Set.フェイズ(CP手札5枚)

CP:『火森』タップ 参照なし

・効果:Set.;以下の効果のうち一つを選択して、発動

①デッキからカードをドローし、その後手札を1枚デッキの下に戻す

②次のAtt.に特性「オープン」「速攻」を持つタクティクスカードを使用するとき、BPに+2

→②を選択 BP0=0


Att.フェイズ(CP手札5枚)

CP:『地岱(ちだい)』 タップ A値6

・効果:Att.;このフェイズ中特性「オープン」を持つタクティクスカードを1枚使用できる

・カード使用時追加効果:A値に+2

CP:タクティクス『フルスイング』発動

・特性:「オープン」

・効果:Att.;相手の次のRec.時、与えるダメージは2倍になる。

→A値6+2(Att.)=8 BP8+2(Set.)=10


シバラク (うお!コンボっぽいもの使ってきた!レベル1じゃないのかよ…待てよ待てよ…うーん…。)

シバラク (これ『エース』判定かわかりづらいな…『間瀬木』の素のG値の7でもらうと、単純にダメージだけ3+3で6点喰らうのか、6点分の消費で『エース』扱いなのか…一応手札で対応できるが…)


悩んだ末に素の状態で受けることにする。前のターン同様『間瀬木』を横に回転させタップする。すると大写しのボールから先ほどCPが最後にタップした『地岱』のキャラカットに切り替わり、マンガ内のセリフ「僕が一番…飛べるんだ!」という文字が流れ、画面に大きく「ACE」と映し出される。


シバラク (これは『エース』判定ね。にしてもいいな、これ。リアルのカードだと演出は無いから、初心者には盛り上がりがいまいち伝わらないんだよな。これだったらイカリや喜美も、楽しいだろ、たぶん。)


相手のポイントマーカーが明るくなり、消費された体力カウンターが元に戻る。そしてシバラクのSer.フェイズとなり、手札を選択する画面になる。


シバラク (えっと、あ、まずはマリガンが挟まるのか。これは慣れないと間違って使いたいカード戻しちゃいそうだな…えーっと、サーブ用っぽいカードはこんなに要らないから…。)


カードを2枚選択し、デッキから引き直す。そして手札のカードの中から、『水波羅』が描かれているSer.フェイズに使えるものを使用してみる。


Ser.フェイズ(シバラク手札6枚)

シバラク:『水波羅』タップ A値7

シバラク:タクティクス『スパイクサーブ』発動

・効果:Ser.;「高身長」を持つ選手カードをタップして使用可 A値+2 次の相手のRec.時、相手がタップした選手カードに『バインド(効果使用不可、次の自分Rec.アンタップしない)』を付与する

→BP0+A値7+2(Att.)=9


シバラク (『バインド』…さっき敵もなってたけどよく読めなかったな…うん、他のカードゲームでもあるのとおおよそ似た効果だな…バレーボール風に言うと「態勢を崩す」ってところか…想定通りなら次のこっちのAtt.は、G値が低いキャラで受けるしかないはず。)


Rec.フェイズ(CP手札4枚→5枚)

CP:『間瀬木』タップ G値7

・効果:なし

→G値7-BP9=-2 判定:『C返球』


Set.フェイズ(CP手札5枚)

CP:『火森』タップ 参照なし

CP:タクティクス『リカバリー』発動

・効果:Set.;『C返球』の時使用可 BPに+2 次のAtt時タクティクスカードを使えない

→BP0+2(Set.)=2


Att.フェイズ(CP手札4枚)

CP:『水波羅』タップ A値7

・効果:Ser.またはAtt.;BPに+1

→BP2+A値7+1(Att.)=10


~ターンチェンジ~


Rec.フェイズ(シバラク手札5枚→6枚)

シバラク:『間瀬木』タップ G値7

・効果:なし

→G値7-BP10=-3 判定:『C返球』


Set.フェイズ(シバラク手札6枚)

シバラク:『火森』タップ 参照なし

シバラク:タクティクス『リカバリー』発動

・効果:Set.;『C返球』の時使用可 BPに+2 次のAtt時タクティクスカードを使えない

→BP0+2(Set.)=2


Att.フェイズ(シバラク手札5枚)

シバラク:『水波羅』タップ A値7

・効果:Ser.またはAtt.;BPに+1

→BP2+A値7+1(Att.)=10


シバラク (これで特に対抗カードがなければ、『エース』になるはず!)


果たして相手CPも、短いロード画面で答えを出したのか、さっさと『火森』をタップする。先ほど同様キャラのカットインに画面が移り変わる。今回は喜美の一推しである『水波羅』様だ。「負けていいと思っている奴に、俺は負けん!」というセリフからもわかる通り、ちょっとプライドが高めの堅物キャラだ。巷では「当たり前のことをかっこよく言える能力」キャラとして、人気(?)である。


シバラク (…いやいいんだけどさ、うん。人の趣味にケチはつけない。そこは誘爆必死の地雷原。俺はもう踏まないって学んだんだ。)


もうちょっといいセリフはあったんじゃなかろうかと思いつつ、ひとまず1-1のイーブンまで持ち直したシバラク。お試しとはいえコンピュータ相手に負けるのは腹立たしいので、検証もそこそこに初『ライ・コネ』は初勝利で出発するべく気合を入れるのであった。

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