第7話 空から舞い降りる女神

遅刻しそうになりながら始まった月曜日だが始まってしまえば四時間目まではあっという間に終わった。

咲妃さんの作った弁当をさっと食べ窓辺で風を浴びていた。

舞は高校でできた友人と昼食をとっている。

弁当じゃなくても任務の時に食べるカロリーバーでも良いのだが慣れていれば気にならないが慣れてない人が食べると食べれたものじゃないと言う。

俺も実際最初は食べれなっかたが今では慣れたのか感覚が麻痺したのか分からないが食べれるようになった。

青空流れる雲名も知らぬ鳥が飛んでいるのどかな日たまたま上を見上げると誰か落ちてくる。

ここは2階だからここで助けないと恐らく助からない。

俺は咄嗟にに手を伸ばした。

幸運にも落ちてきた女子生徒の手首を掴むことに成功するも引き上げられない。

龍介「誰か先生を呼んでこい。」


と叫ぶと偶然にも廊下にいた物理の教師が教室に入ってきて俺と協力して女子生徒を引き上げた。

物理教師「龍介よく頑張った。もう大丈夫だ。」


騒ぎを聞きつけたのか色々な先生が教室にやってきて女子生徒を連れて行った。

あの女子生徒は確かこの学校の女神と呼ばれていたことを今思い出した。

午後からの授業は自習となり生徒指導室にて事情聴取が行われており俺も呼ばれた。

生徒指導主事の「入りなさい。」が聞こえたので俺は生徒指導室に入る。

龍介「失礼します。」


生徒指導主事「生徒指導主事の長谷川孝はせがわたかしだ。そんなに硬くならなくていい。今回の件の概要を知りたいだけだからな。」


龍介「了解しました。」


孝「まずどのような経緯で救助に至ったのか教えてくれるか?」


龍介「そうですね。昼食後窓辺で風を浴びていたらあの女子生徒が落ちてきたんです。」


孝「そうか。なるほどな。よく支えきれたな 。」


龍介「伊達にボディーガードやってないですからね。」


孝「それもそうだな。ちょっとあいつと話してくれないか?教員が聞いても何も答えてくれないんだよ。」


龍介「わかりました。」


孝「俺等は席を外すから後は任せる。」


龍介「了解しました。」


向かい合わせになるように龍介が席に着く。

龍介「何があったんですか?」


??「知らない人に言える訳ないでしょ。」


龍介「それは失礼しました。俺は高野龍介です。貴方と同じ高一です。」


梨花「私は榊原梨花さかきばらりか。何で貴方は私を助けたの?助けなければ私は楽になれたのに!!」


龍介「とりあえず助けることに精一杯でしたから理由なんかありませんし人を助けるのに理由はいらないですから。」


梨花「その、お節介が要らないって言ってんの!!そんなの貴方の自己満足でしょ。」


龍介「確かにそうかもしれません。でも、あの時助けなかったらこうして話すことも梨花さんのことを知ることもできませんでした。だからこそなぜあんな事をしたのか知りたいんです。」


梨花「良い子で居ることに疲れたのよ。家に帰れば成績のことしか聞かれないし学校では容姿端麗、才色兼備な女神と崇められる。誰も知らないところで努力してるのも知らずに。」


龍介「そうだったんですか。よく話してくれましたね。」


梨花「だから私は楽になりたかったのに。この現状を貴方はどうにかできるの?」


龍介「それは、、」


梨花「答えられないなら私の邪魔しないでよ。」


俺が言葉に詰まり返答に困っていると突然生徒指導室の扉が開いた。

入ってきたのは舞だった。

舞「なら、うちに来る?」


龍介、梨花「はぁー?何言っての?」


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次回に続く

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