下っ端ボディーガードの俺がお嬢様と側近に好かれる

飛龍

第1話 下っ端の俺


「おはようございますお嬢様」

俺 高野竜介たかのりゅうすけはお嬢様 天野舞あまのまいに挨拶する。今日もかわいらしいと思いながら。

舞「おはよう。りゅうーくん。」


これだけだったら幸せなんだけど後ろから舞の父 天野健あまのたけるがこっちを親の仇かってくらい睨んでる。

その後ろから舞の母 天野咲妃あまのさきが出て来られる。

舞が大人になったような感じの容姿をしてて優しいと完璧な人だ。

一番最後に柳有紀やなぎゆき現状序列1位お嬢様の専属ボディーガードを務めている。

お嬢様とは双極的にクールな容姿をしている。

竜介「おはようございます。柳さん。」


有紀「うん。おはよう15番」


竜介「その呼び方やめてくださいよ。」


有紀「じゃあ序列10位内に入ったら名前で呼んであげるよ。」


天野家のボディーガードには序列と言う物がある。

1番下が20位トップは 1位にはお嬢様の側近を任される。

俺は15位だから下の方だ。

舞「柳さん。あんまりりゅーくんいじめちゃ駄目。」


有紀「ごめんなさい。お嬢様」


咲妃「竜介ごはんだよ。」


竜介「すぐ行きます。」


俺は食卓の椅子に座る。

直ぐに横に舞が座る。

咲妃「舞は竜介のこと好きね。」


舞「はぅぅぅ。」


舞は茶色の髪を震わせ恥ずかしがる。

茶色の髪は咲妃さんからで健さんは黒髪だ。

俺は天野家に居候させてもらっている。

原因は俺の父母が海外に仕事で異動することになった時友人だった健さんが俺をこの家の居候にしてくださった。

目の前に出された朝食それは全て咲妃さんが作られたものだ。

普通こういう社長の家はメイドとか居そうなものだがな。

今日の朝食はご飯、鮭の塩焼き、味噌汁、漬物でThe和食といった感じだ。

みんな食卓に一緒に食べるそれがこの家の決まりだ。

「いただきます。」

皆がそう言ってから食事が始まる。

この漬物は咲妃さんの実家からよく送られてくる。らしい。

健さんは咲妃さんが主婦になったときメイドを雇おうとしたけど咲妃さんが拒否したからメイドが居ない。

料理や洗濯、掃除を完璧にこなす咲妃さんは俺にとって第二の母と思っている。


良かったと思いましたら☆☆☆、フォローお願いします。


次回に続く








  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る