第3話ABNORMALLYPROTEAN
「遍く全てを悉く滅ぼし尽くす存在
過去にギルマスが呼ばれていた二つ名だ」
ん?どしたの銀ちゃん俺の顔になんかついてるか?
いや何でも無いよギルマス。
そう言えばさあの書物でなんかわかった?
銀ちゃん。
あぁ結構な事がわかった,俺にはこの宇宙を含む
無限の宇宙を破壊し尽くし制御を外せば
極大の特異点になり全てを飲み込み無に帰す
そんな武器があるって事をね。
げぇ⁉︎銀ちゃんがそこまで言うってどんだけの
武器なのよ、、、って無限の宇宙?この場所
以外に宇宙があるの?
あぁもちろん有るとも,この宇宙なんかも
マルチバースの一部として存在しているんだ,
この単一宇宙についてより詳しく話すと
外部に対して無制限に規模を広げ続ける宇宙の端の非次元では二元性と非二元性の統一を超越
する超二元的で有形で具体的な存在の領域や 無形で抽象的な非存在の領域つまりはこの存在の領域を絶った存在の境界線をこの超二元的な
領域は超えて存在している形而超学的で内部の
どんな物理定数の無限物理法則/自然法則に
囚われない概念が一つとして存在し無いそんな領域が存在しているんだ。
なんだそれぇ⁉︎超気になるなぁ銀ちゃん!
う〜んまぁギルマスの破壊の権化の様な力を
持ってしてから行く事も容易いだろうけど
やめといた方がいいんじゃ無いかな。
ん?なんでだい銀ちゃん?
この世の理を理解し理から外れるって事,
森羅万象そのものから解き放たれた異常
となる事があまり良く無い事なんだよ,後
まぁあの領域に居やがる奴らが面倒だから
ってのもあるんだけどね。
あの領域に居るやつってのは何なんだ銀ちゃん?
説明が難しいが簡単にあの領域の存在を
説明するとしたらあいつらは自己の認識の元で俺たちを単なる物語として見てるわけだ。
でもそれは次元間でも同じでしょ?
それとは訳が変わってくるんだよギルマス,
あいつらはありとあらゆる物語の枠組みを
超え外側から包むものと自称してるんだ
まぁ自称と言うより事実っちゃあ事実でも
あるんだがなぁ,まぁともかく超越存在の領域
何だ,あいつらが更にこの宇宙を複雑化したり
管理してやがるんだがまぁ一応その管理権限
ってのは俺も取得してるんだ。
えぇ⁉︎銀ちゃんがそんなやばい奴らと同格って事⁉︎
まてまてあんな奴らと一緒にされちゃ敵わ無い,
宇宙が存在せずとも物語がなくとも自己で道
を作れるあいつらなんかと俺じゃ多分だが
戦いにすらならん,まあともかくだ辞めておいた
方がいい。
わかったよ。
話しを戻すとだなそんな宇宙とはまた違う
無限の超越存在が居る宇宙が無限にあるんだ,
その宇宙が無限に重なり圧縮し無限に重なり
圧縮しを無限に圧縮を繰り返す事になるんだ
なぁそして圧縮された宇宙は個々にして
マルチバースとして形成してるんだ。
ふむふむなるほど。
単一宇宙でもそうでありはしたものの形成されたマルチバースは個々が更に絶対性や超越性の増し規模もより絶大で論理的により多くの記述や構造を包括する全ての集合つまり究極の集合
として機能する事になるんだ。
とんでも無いんだな。
まぁ今は大体こんなものだな。
おう!ところで何だが一応聞いておきたいことが
あってな銀ちゃん。
どうしたギルマス。
この宇宙の論理はどれほどまでに構造や
それを纏める宇宙体系があるのだ?
教えてやるがオムニバースはわかるか?
あぁ概念上可能な全ての宇宙を内包する
オカルト的なあれか?
まぁそれもあってるがただ文法上だけの
オムニバースだけならばこの単一宇宙に
到達するまえの宇宙の階層のたった一層
だけでもそれは内包出来るだろうな,
オムニバースはこの宇宙が以上も以下も全てを
無制限に含み成形したり生成したりするつまり
ありとあらゆる宇宙を内包しその上で非論理的
/破綻論理/記述がなされて居無い破れた領域
と言う領域がその外側にありそれを全て含めた
のがオムニバースなんだ,単一宇宙における
超越存在の領域がオムニバースにおける
破れた領域だな。
何だがやばそうだな。
だが待てギルマス,さっき説明したこの宇宙を
αオムニバースとしてβオムニバースや
γオムニバースの様な違う意味や理論や
宇宙を内包する体系など平行バージョンナル
なども含めて全ての記述を単なるサブセットと
化す超常的な領域の宇宙をラティスバースと
言う格子状を意味する宇宙に到達するぞ,
網状に組み込まれた宇宙でなマジで無茶苦茶
だぞ?基本的にどの宇宙もマトリョーシカ内の
側面になっちゃうんだからな,まあギルマスと
俺ならいけなくも無いと思うがな。
急に膨大な宇宙の話をされ過ぎて頭がパンク
しちまいそうだぜ銀ちゃん。
まあそうだな,そうだなら宇宙の外の今解説した奴見にいくか?実際見る場合今の説明が無意味に感じるほどより絶大で複雑な構造や論理が
嗜めるぜ?
えぇ⁉︎抽象的だったの?!
そりゃなあんなでかい宇宙を短くじゃ無いと
説明は仕切れ無いからな。
そうなのk,
(ガチャリと勢い良くギルド長室のドアが
開かれる)
大変ですギルドマスター!
どうした?今私は銀次郎と話してる最中だった
だろ?
非ユークリッド幾何学的領域の捻れた次元とか
言う場所から来たとかわけわかん無い事を
言ってる人物が来てるんですよ〜!
は,はぁ?まあとにかくいくしか無いっしょ。
「そうして銀次郎はその謎の人物のもとに向かう」
私の名前はヴォルギス=サイファー
捻れた次元から私はこの秩序だった領域に
来てあげましたよ。
お!久々じゃんヴォル!
おぉ銀次郎さんじゃ無いですか元気にして
居ましたか?
おぅ次元旅行して宇宙の秩序を守ってる時は
助かったよいや〜まさか魔龍ギルヴァスとか
言う奴が基盤カントール集合論の単一宇宙内の
多次元宇宙や他少なくともℵ∞を超越する数の
Zermelo-Fraenkel集合論,ヴェール集合,ルビーの集合超限集合,デルタ無限集合,パウリの集合
,,,etcの集合論や集合論に関連する構造体及び
巨大基数を包括する集合論ベースの多次元宇宙,ヒルベルト空間など無限次元空間の領域,超実数空間,位相空間,等々に加え無限に抽象的な数学
と哲学が混じる異空間諸々含めてこの単一宇宙内の全体における数学的構造の0.00000,,,1%
以下の崩壊にせよそれを一人でヴォルが
直してくれてさぁ。
あぁ懐かしいですね,無限に無限に無限にと
続き続ける数の壊された空間を縫合するのに
1日掛かりでちょっぴり大変だったね。
ははは,それてヴォルは何をしにこの場所に
来たんだ?
あぁ挨拶ついでに遊びに来たのもですが
貴方に伝えて置きたい事がありまして。
俺に伝えたい事?一体何なんだ?
最近他の根本から物理法則の異なる単一宇宙
から攻撃を仕掛けにきている様なんですよ,まあ
さほど強くもなかったですが一応伝えておこうかとね。
なるほどありがとう。
それじゃあ私は地球で遊んできますそれでは。
おう!じゃあなぁ楽しんで来いよ!
ふ〜む俺は何をしようかな歴史書でも
見てみようかな。
「そうして銀次郎はギルドのあるシュプリームの
街にある大図書館に向かうのであった」
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