番外編【中】
最初は未来の私に会うことにした。
どうせなら本で見たような感じで
登場したいと思い、
歌いながら1、2回現れた時に未来の私に一応、
名前を聞いた。
だが、はぐらかされて帰ってしまった。
その時に、一瞬舌打ちをしてしまったんだ。
聞こえてないといいけど。
次に、 " あの子 " のとこにも行ったんだ。
でも、
あの子は名前で苦労しているようだった。
私が名前を変えたせいでああなちゃったのなら...。
そう考えると嫌な気分になる。
でも実質そうなんだから早く2人を
出会わせないと。
そう思って私は何度も目の前に現れたが、
毎回無視されるか酷いことを言われるだけだった。
案外怖いかもしれない。
でも、名前を変えたいか?
って聞くと言うことを聞いてくれた。
何を言ったって?
そりゃあ真実を伝えるのは何かやばいかなって思ったから、
『ある人と寒月神社の地下に行って、でも注意してね。そのある人は寒月神社には直接行けないよ』
って率直に言ったんだ!
そしたら目を丸くしてどこかに向かったんだ。
多分、なんか心当たりがあったのかも。
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