第241話

それに、自分でも分かっていた事だったんだし……





もともと住む世界の違う人と逢えて、愛し愛され、お腹には大切な赤ちゃんを授かったんだもの。





もうそれだけで、十分幸せ……





幸せだよ………





きっと……








「…真在子、何か夢でも見たのか?」




「うん。もとの…私と沙来がいた時代に戻った夢を……」




『どんな夢だったの?さっき電話したとか言ってたのがそうなの??』

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