第233話
“ああ、後でメールする!”
佐渡君を見送りながら、私と沙来はファーストフード店に入り飲み物を買って駅に向かった。
「どっか行きたいとこある?」
“う~ん……まだ時間あるから、課題を調べに行かない!?”
「うん……そうだね。行ってみようか。」
(やっぱりそうなるんだ……)
少しの安堵にどこかほっとしつつも
心臓がどきどきと音をたて始める。
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