第222話

頭の中に真っ白な空気に満たされて





何かを考えようとしても思いつかない。





だけど、無意識のうちに理解してる次の行き先は




この心と身体が知っている……






「…それじゃ次は佐渡君のところに行こう。」




“えっ?”




「沙来、連絡するよ!」




携帯を出して電話をかける。




すると直ぐに繋がった。

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