第169話

『高階さん、こんばんは。』




「今晩は…悪いな、起こしてしまって。」




『良いんです!それより、私ほかの部屋で寝ますからどうぞゆっくりしてください。』




『沙来…良いの?!』




『良いの、良いの!さぁ、二人とも入って……』




そう言って沙来は私と慧悟さんを部屋の中に導いた。






『それじゃあ、おやすみなさい真在子、高階さん。』




『ありがとう、沙来。』




「色々と礼にきる。」

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