第136話

『なにを書くの?!』




「うーん、やっぱりこの間来てくれたことかな……」




『…………』




「お仕事忙しいのに、嬉しかったって……でもあまり無理しないでって。」




『…あの、本当に高階さんだったの?』




「えっ??…沙来、どうして?」




『ううん、別に何もないよ。ただ………』




「ただ?」





『…顕司さんも来てたでしょ?もしかしたらって事も……』




「それは無いよ、沙来!確かに来る前に私は寝てしまってたから、きっと直ぐに帰ったと思う。」

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