第108話
『う……んン…………』
起こさぬ様、気付かれぬ様、唇を重ねる。
そっと……舌を偲ばせ彼女の舌に這わせる。
(ああ……思った通りだ)
辿々しく動かす真在子に、自分もそれに合わせる。
『あ………ンン……はぁ………』
彼女の喘ぎが耳元に響く。
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