第77話
《真在子、元気してるか。
仕事が忙しく逢いに行けず悪いな。
その代わり手紙を書くことにした。
だがいざ書こうと思っても、中々どう書いたら良いのか分からないものだな。
只、こうしてお前と離れて一週間経たない内にもう逢いたくて仕方無い。
触れたくて仕方無い。
夜、眠る時、朝、起きる時、隣に真在子が居ない事がこんなに淋しいものだとは思わなかった。
お前の存在が俺にとって、大切だと感じる毎日だ。
取り敢えず、仕事がまだ在るからこの辺にする。
真在子も余り無理するな。
子供を、自分の身を優先にな。
では、また。
慧悟》
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