分からなかった言葉メモ

プラセボ

町長選挙 (著者 奥田英朗さん)

1章目

言葉メモと感想

 奥田英朗さんの町長選挙という短編集を読んでいるのですが、分からない言葉を記録してます。

 精神科医の伊良部(いらぶ)というハチャメチャなキャラクターが出てくる話です。町長選挙は伊良部シリーズの3作目。

 伊良部シリーズの第1作目のイン・ザ・プールは直木賞候補作、第2作目の空中ブランコは直木賞を受賞してます。


 箇条書きにしましたが、調べた単語の意味が間違ってたらすみません。

      ↓

・スツール

 背もたれがついていない1人用の椅子。


・封建的(ほうけんてき)

 上下関係を重視し、個人の自由や権利を認めないさま。


・折衝

 駆け引きをすること。利害関係が一致しない相手と問題を解決する際の駆け引きを指す。


・幌(ほろ)

 風雨、日光などを防ぐために車両などにかけるおおい。小説の中では、幌を上げて停まっているオープンカーに、主人公が上から放り込まれていました。


・一高生

 最初に読んでる時は高校生のことだと思っていたのですが、何回か読むうちに調べたら全然違う意味でした。

 一高生とは、第一高等学校(東京大学や千葉大学の前身となった旧制高等学校)の生徒らしいです。



 感想

 主人公が車の中から見る東京の夜景の描写は、なぜだか分からないけど感動しました。

 読後感も幸せな気分に浸ることができて良かった。普段はハッピーエンドの小説は反吐が出るほど嫌いなのになんでだろう(口が悪くてすみません)。


 おそらく、ぽんぽんとジェットコースターのように話が進み、読者はそれに翻弄されまいと夢中でしがみついてるので、ハッピーエンドが嫌いとかそういう個人の好みはどうでも良くなるのかもしれません。

 うまく言えたか分からないけどそんな感じです。

 まあ、精神障害を扱ってるから軽い話ではないのですが、重いテーマをサクッと読ませるすごい小説ですね。


 もう分からない単語が出てこなかったらこれで終わりにするかもしれません。

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