第1話 自分とは

僕はどこにでもいる社会人、22歳の男。



中学生までは内気な性格だったが

そんな自分を変えたくて専門学校生活で変貌。

親や中学の同級生からは変わったなと言われたが

多分良い意味も悪い意味も含まれている。



専門学校で得た男友達とは本当に仲が良く、

僕がふざけてみんなが笑う、それが嬉しくて

楽しかった。





社会人になってからは友達と会う回数も減り

日常に刺激がなくなっていた。



昔の刺激を求めていつしか毎週のように

県外の友達、伊賀(いが)の家に

遊びに行く生活が続いた。






20XX年 12月末



年越しも伊賀の家にお邪魔することに。

何をするかなどの予定は知らされずは友達の

氷(ひょう)と向かう…



この年越しが、とある出来事の序章になる。

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