第26話
陽翔side――
遼馬のクラスに転入してきたという、女。
正直、女に興味はない。
女を遼馬が連れてきて手を握ったとき、一瞬だが女の顔が強ばったのが分かった。
思わず、仲間に対して威圧感のある声を出してしまった。
それに、稔が名前を聞くと、自分から名乗れという……
あの稔に対して。
おもしれぇ女だと思った。
珠をもっと知りたい、、笑顔を見てみたい、話したい、そしてありとあらゆる物から俺が守りたい、欲しい――と思った。
コレは一目惚れってやつか…
これからゆっくり知っていけばいい
そう思った。
とりあえず、タバコを吸うため珠の前はマズいかと思って一人非常階段のある外へ出る。
暫くして、2本目を吸おうと取り出したタバコに火をつけようとすると、ドアが開くのが分かった。
振り返ってみる…
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