第9話
「――えっ!わりぃ、女の子やん!見ぃひん顔やなぁ~うわ~、吹き飛ばしてもぉたやん、ケガないか?」
と手を差しすと、女の子はすんなり手を掴み立ち上がる。
180近くある俺より、20cm以上は小さい女の子。
?「……………」
「なぁ、聞いとる?大丈夫か?えっと…あんた名前は?」
?「他人に名前聞くなら、自分から名乗ったら?」
「(なんや、この子…オモロ!)―ふふっ…せやな、吹き飛ばして悪かった。俺は、木田 遼馬(キダ リョウマ)や。ココの2年でC組な。よろしく。」
?「遼馬…ね。私は水無瀬 珠、今日転入してきたの。理事長室行くから、じゃっ―。」
「ちょ、ま、、おい!!なんやねん……珠、か…それにしても、べっぴんさんやったなぁ」
俺の呼びかけには、もう振り返ることもせずこの場を去ってしまったので俺も急いで3Fへ―。
遼馬side 終
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